アメリカのシーザーズ・エンターテインメント、カジノ施設「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」を拡張へ

2100平方フィートのスポーツブックに、ワールドシリーズオブポーカー用のルームも

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この記事の概要

アメリカ・イリノイ州にあるリバーボート型のカジノ施設「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」の拡張工事が、現地で話題となっています。

カジノ運営大手のシーザーズ・エンターテインメントは、アメリカ・イリノイ州で運営中のリバーボート型のカジノ施設「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」について、約400万ドル(約6億円)を投じた拡張工事に着手したことが明らかとなりました。

ワールドシリーズオブポーカーの開催予定も?

これは、地元メディアなどが報じたものです。

今回の拡張計画は、主に約2100平方フィートの広大なスポーツブック施設および、4400平方フィートの範囲にワールドシリーズオブポーカー用ルームと20のゲームテーブルを追加したフロアとなるとのことです。

それらは、以前にレストランとして使用されていたエリアとなります。なお、今回の拡張工事後は、新たに20台の大型テレビを設置したバーと食事用のラウンジが併設される予定となっているそうです。

また、シーザーズ・エンターテインメントは、今回の拡張工事を急ピッチで進め「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」のポーカールームで近い将来に、ワールドシリーズオブポーカーのトーナメントを開催する予定であるとしています。

これは中西部にある州では初めての試みとなり、「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」は、ワールドシリーズオブポーカー用のルームを設けたことにより、さらなる収益増が見込める見通しであると予測しているようです。

今回の拡張工事について、「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」のゼネラルマネージャーをつとめるローランド・ゲレーロ氏は、「我々は今回の拡張工事を進めることに、興奮を禁じえません。お客様が味わう体験をより洗練されたもの、より鮮烈で力強いものにし続けていけたらと考えています」とコメントしています。

なお、同じイリノイ州では、カジノ運営大手のボイド・ゲーミングがリバーボート型タイプのカジノ施設「トレジャー・チェスト・カジノ」をニューオリンズ西部郊外・ケナー地区に移設することを発表し話題となったばかりでした。

※画像は「グランド・ビクトリア・カジノ・エルギン」公式HPより