和歌山のIR誘致に「シーザーズ・エンターテインメント」が参加表明

大阪への対抗意識でテコ入れか?

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和歌山県のカジノを含む統合型リゾート(IR)の誘致計画について、事業者に選定されている『クレアベストニームベンチャーズ』は、米国のカジノ大手『シーザーズ・エンターテインメント』が共同事業体に参加すると発表しました。

現在、県とともに調整をしている人工島『マリーナシティ』へのIR誘致が実現した際には、シーザーズ・エンターテインメントがカジノを始めとした施設の運営に携わるとしています。

シーザーズ・エンターテインメントはアメリカを中心として、カジノ施設などを50カ所以上に渡り運営している実績があります。

IR誘致から撤退した横浜市の事業者としても名前があがっていた企業です。

大阪府・市の事業者に決定した米カジノ大手のMGMリゾーツ・インターナショナルと並ぶ世界的な実績のある会社となり、和歌山県のIR誘致の大きなアピールポイントになりそうです。

特に和歌山県は、最有力候補となっている大阪府・市と距離が近い立地となるだけに、今後どういった計画書を出すのか注目が集まります。