マルタに本社を置き、オンラインカジノサービスなどを運営している『ビデオスロットグループ』は、大手IR企業の『シーザーズ・エンターテインメント』と提携し、独自ブランドの立ち上げと、米国市場への参入を発表しました。
新ブランドのサービスをペンシルベニア州で開始予定
これは同社が2022年4月11日付のプレスリリースで公表したもので、それによると、現在は「正式合意」間近となっているシーザース・エンターテインメントとの提携により、合弁事業を計画。
手始めとして、独自のプラットフォームと、シーザーズ・エンターテインメントが保有するカジノライセンスを使う形で、新ブランドのサービスをペンシルベニア州で開始するとしています。 時期としては2023年を目標としているとのことです。同社ではペンシルバニアから米国市場へと参入し、それを成功させて全米各地にサービスを展開する計画となっているそうです。
「多くのプレイヤーが選ぶカジノになれるという自負」
シーザーズ・エンターテインメントとの合弁事業と米国市場への参入について、グループのCEOをつとめるアレクサンダー・スティーブンダール氏は、「今後、飛躍的に拡大される可能性を持った米国市場で、新たなプレイヤーと接触できる刺激的な機会」であるとした上で、「多くのプレイヤーが選ぶカジノになれるという自負があります」とコメントしています。
続けて「これまでスウェーデン、英国、デンマークなど、多くの市場で我々の製品は大成功を収めています。現在、我々は世界をリードするカジノ事業者になるという目標に向かって邁進中ですが、そうした意味でいえば今回のプロジェクトは我々の計画における極めて重要なマイルストーンであるといえるでしょう」と、米国市場での成功に熱意を見せつつ語っています。
日本でもカジノを含むIRの誘致が推進されていますが、世界では信じられないようなスピードでさまざまな取り組みが行われています。
日本が乗り遅れないために、一刻も早いカジノの開業が期待されます。