長崎県のカジノを含むIRの運営にドワンゴが名乗り

日本の文化を紹介する「ジャパン・ハウス」に興味を示す

公開日:

scroll

長崎県と佐世保市が、ハウステンボスを候補地として計画しているカジノを含む統合型リゾート施設(IR)の誘致。「カジノオーストリアインターナショナルジャパン」(CAIJ)を事業者として、地元住民への説明や資金調達などの調整を行っています。

そんな中で、施設の運営に関してKADOKAWAの子会社であるドワンゴが名乗りを上げたことが、長崎県からの発表で明らかになりました。

これは、2021年12月16日に行われた長崎県議会の観光、IR、新幹線特別委員会で、担当者が「カジノオーストリアからKADOKAWAグループのドワンゴが意思表明をしたと報告を受けている」と明らかにしたものです。

歌舞伎などの伝統芸能とITの融合を実現させてきたドワンゴが、IR内に設置予定となっている九州の祭りや文化を発信することをメインとした施設の「ジャパン・ハウス」を運営する予定となるようです。また、ホテル事業に関してはオーストリアの五つ星ホテル「ホテル・ザッハー」が名乗りを上げているとのことです。

長崎県は週刊新潮の取材で、資金調達が上手くいっていないと報じられていました。そんな中で、ドワンゴが名乗りを上げたことで今後の事業計画に勢いがつくことも予想されます。

※写真は「※画像は長崎県公式サイト」より引用

また、この発表に先駆けて、県は2021年12月15日に佐世保市で市民向けの事業説明会を行いました。説明会には約120人の市民が参加しています。県とCAIJの担当者は、各施設に関する説明を丁寧に行い、さらにギャンブル依存症や地元の治安などに関しての説明もしました。

CAIJの林明男代表は、「地域の活性化や産業革命が起こせるように頑張る」と発言をしています。質疑応答では、新型コロナが蔓延している中での事業展開に関して懸念する声も出ましたが、県の担当者は「心配がないよう計画を練り上げる。国と県がIR事業者をしっかり監視する仕組みになっている」と説明をして、運営に関しても県が関与をしっかりとしてくことをアピールしました。

住民説明会は今後も長崎県内の各地で続いていく予定となっています。