債務整理などの情報を提供している「STEP債務整理」を運営する「Clamppy」が、男女200人に対して「カジノ」に関するアンケートを実施しました。
調査期間は2022年3月14日〜3月28日で全国の男女を対象としています。
カジノを作ることには約半数は賛成
まず、「日本にカジノを作ることに賛成?反対?」という質問に対しては、賛成が96人、反対が104人と約半数で意見が割れました。
賛成の理由としては、「世界の富裕層の観光客が増えて観光地が潤う」「新たなビジネスが増える。雇用も増えることに繋がる」と、景気回復を望む声が多く挙げられています。
また、反対の理由としては、「深夜営業のイメージがあり、不良や若者達がたまり場として利用する心配がある」との声が挙がっています。
その他にも、ギャンブル依存症などに関する心配があげられています。
カジノを作って欲しいのは大阪
また、現在カジノを含むIRの誘致計画を推進している大阪・和歌山・長崎の中で、「どの都市にカジノができて欲しい?」という質問について、大阪が103人と過半数を超える結果となりました。和歌山は50人、長崎は47人となっています。
理由としては、海外を含めてアクセスが良いこと、国際空港を持っていることがあげられています。また、長崎と和歌山に投票した理由としては、過疎化対策として経済効果があるという意見が出ました。
さらに、カジノが実際にできたら遊びに行くかという質問では、76人が行く、124人がいかないという結果に。非日常体験ができて、色々な人に会えるチャンスがあると考える「行きたい派」の意見がある一方で、「ギャンブルは損をする」「トラブルに巻き込まれそうで不安」という「行きたくない派」の声があがりました。
また、予算はいくら位に設定するかという質問では、1万円と答えた人が41人となる結果に。10万円と答えた人も25人いるなど一攫千金を狙う意見も出ました。
カジノ誘致に反対の意見を持つ人からは、生活が破綻するなどの依存症の心配や、反社会勢力が資金源にするのではないかという懸念事項まで寄せられています。
現在、誘致活動を行っている自治体は、国とともにしっかりと説明する必要がありそうです。
参考:「STEP債務整理」