マカオで話題のIR『ザ・ロンドナー・マカオ』が大型アリーナをオープンへ

2022年は2億2500万ドルの投資を予定

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サンズチャイナが運営するマカオのIR『ザ・ロンドナー・マカオ』で、新たにアリーナをオープンさせることが明らかとなり、話題となっています。

これは同社が2022年2月18日付けで香港証券取引所に提出した書面と、そこに記されている会長兼最高経営責任者であるロバート・ゴールドスタイン氏の言葉で明かされたもので、今回は6000席のアリーナを含む拡張計画であり、アリーナそのものは2022年内にオープンするといいます。

同社は2021年からブランド変更を含む、様々な拡張・刷新計画を推進しており、グループ全体として2022年は2億2500万ドルを投資し、これらの計画を完成させるとしています。

ザ・ロンドナー・マカオとは?

『ザ・ロンドナー・マカオ』は、コタイ地区にあるIRで、世界的に有名なサッカー選手のデビット・ベッカム氏がデザインしたホテルなど、多くの目玉となる施設が人気となっています。

2012年にオープンしたIR「サンズコタイセントラル」を大規模にリノベーションして作られています。名前の通りにロンドンをテーマとしていて、ゴージャスな内装が人気に。

200を超える店舗でショッピングを楽しめるほか、3万4000平方メートルのミーティングとコンベンション用スペースなどがあります。

他にも「ザ・ヴェネチアン・マカオ」や「ザ・パリジャン・マカオ」もサンズチャイナが運営をしています。

なお、同社の親会社であるラスベガス・サンズが発行した決算発表によると、サンズチャイナは2021年、純売上高が通年で前年比70.4%増の28.7億ドルを記録。純損失は2020年が15億2000万ドルであったのに対し、2021年は10億5000万ドルとなったそうです。 カジノ施設とともに、周辺のIRも大きく進化を遂げているマカオ。『ザ・ロンドナー・マカオ』の今後に期待したいところです。

※画像は「ザ・ロンドナー・マカオ」公式HPより引用