マカオでカジノ客の多い「ハーバービューホテル」が営業再開、コロナ禍から復活なるか?

新型コロナウイルスの影響でマカオの2022年カジノ売上は激減

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マカオのウォーターフロントエリアにある人気の複合観光施設「マカオ・フィッシャーマンズワーフ」内にあり、人気カジノ「バビロンカジノ」と「レジェンドパレス」の利用者も多いことでも知られる「ハーバービューホテル」が、一時的な休業状態から通常営業を再開したことを発表。コロナ禍からの復活が期待されています。

現在はマカオ市内でロックダウンゾーンはない様子

同ホテルは、中国本土からの観光客となる60代女性が新型コロナウイルスに感染していることが確認されたことを受け、2022年11月19日から一時的に営業を停止。

施設全体が封鎖され、その他の宿泊客や関係者についても新型コロナウイルスの感染検査などが行われ経過観察していました。

その後、当局による指示を受けながら営業再開のための準備を行い、2022年11月25日時点でレストランなどの一部施設について例外はあるものの、ホテル全体としては営業を再開。

現地メディアの情報によれば、営業を再開していないホテル内の施設についても、まもなく通常営業に戻る見通しであることを関係者が明かしたといいます。マカオ全体の行動規制以外にも、市内のホテルやカジノなど各種観光施設が、臨時休業に見舞われることはこれまでも幾度となくありました。

今年に入ってからも、新型コロナウイルスの感染報告がありましたが、現在は多くの施設がほぼ通常通りの営業を行う段階にきているといいます。

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マカオで新型コロナ感染者確認

マカオ全体としても、いわゆる「ゼロ・コロナ政策」に基づく形で、現在も各施設が行政側の指導に従う形となっています。2022年は新型コロナの市中感染などが数回あり、大幅にカジノに関する売上が落ち込んでいるマカオ。

2022年11月25日時点では、市内でロックダウンゾーンはない様子で、観光客も増加の傾向にあるといいます。今回の「ハーバービューホテル」営業再開の一報がもたらされたことで、今後は同ホテルのみならず、マカオの観光業全体としてもコロナ禍からの復活が期待されています。

※画像は「ハーバービューホテル」公式HPより