アメリカのサウスダコタ州・ローワーブルーにあるカジノ施設「ゴールデン・バッファロー・カジノ＆モーテル」は、カジノソリューション大手のテーブル・トラックと提携し、同カジノ内に専用の管理システムを導入することを発表しました。
テーブル・トラック開発のカジノ専用管理システム
これは、「ゴールデン・バッファロー・カジノ＆モーテル」および、テーブル・トラックがプレスリリースなどで発表したものです。
同カジノに導入されることが決定したのは、「カジノ・トラック」という、テーブル・トラック開発のカジノ専用管理システムです。
これまでカジノ運営で多くの労力を割かれていた、スロットの会計や顧客への報酬プログラムなどを一元管理することが可能となり、人件費をはじめとする運営経費の削減や、ミスやロスのリスクを減少させる効果が見込まれといいます。
実際、テーブル・トラックが公式サイト上で紹介している情報によると、スロットマシンの場合、リアルタイムで運用状況を監視し、トラブルが発生した場合はすぐさま通知するそうです。
また、ジャックポットが出た際の監査や支払いを行い、不正プレイや故障なども見つけ出してレポーティングするといいます。
今回の導入について、「ゴールデン・バッファロー・カジノ＆モーテル」のゼネラルマネージャーをつとめるクインティン氏は、「これまで多くの時間と手間とコストをかけざるをえなかった煩雑な作業を統合し、一元管理できるテーブル・トラックの優れたシステムを導入できることに興奮を禁じえません。なぜなら、このシステムはお客様のニーズを満たしつつ、施設運営の最適化を実現するという極めて難しい条件を満たす製品だからです。フル活用することで、今後はより良いサービスの提供が可能となるなど、我々はもとより、お客様にとっても、大きなメリットが見込まれます」と、新システムに期待を寄せています。
また、テーブル・トラックの代表をつとめるチャド・ヘーネ氏も、今回の提携およびシステムの導入を喜び、「私たちの製品は、カジノがそれぞれの目標を達成しながらビジネスをより成功へと導く上で大変有用なものであると確信しています」と、コメントしています。
なお、テーブル・トラックの管理システムは、2022年に入ってから以前にも増して評価が高くなっています。2022年8月には、アラバマ州で2つのカジノに導入されたほか、2022年10月にもカリフォルニア州の「ハバスランディングリゾート＆カジノ」に導入されたばかりでした。
※画像は「ゴールデン・バッファロー・カジノ＆モーテル」公式HPより
