アメリカのカジノ「ローリング・ヒルズ」が、キャッシュレスアプリを導入

スロットマシンやテーブルゲームに対応可能な最新モデル

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アメリカ・カリフォルニア州のカジノ「ローリング・ヒルズ・カジノ・リゾート」が、最新のキャッシュレスカジノアプリを導入すると報道されています。

アメリカ・カリフォルニア州コーニングにある、人気のカジノ施設「ローリング・ヒルズ・カジノ・リゾート」。この施設が、2023年前半に予定しているリニューアルでカジノテクノロジー先進企業の「エーカーズ・マニュファクチャリング」の提供する技術を使い、最新のキャッシュレスカジノアプリを導入することが明らかとなりました。

対象となるスロットマシンの数は約3万1000台

これは、2023年1月30日付でエーカーズ・マニュファクチャリングが出したプレスリリースを基に、現地メディアなどが報じているものです。

2023年前半のリニューアルに向け、各種調整中だという「ローリング・ヒルズ・カジノ・リゾート」。最新のキャッシュレスカジノアプリを導入することで、すでに稼働中のシステムを含め計10州22カジノでサービスを利用できるようになる予定です。

対象となるスロットマシンの数は、約3万1000台にもなるといわれています。

防犯上も安全なキャッシュレスアプリ

最先端の技術で受賞歴もあるというキャッシュレスシステムは、スロットマシンやテーブルゲームに対応可能な柔軟性を持っています。カジノはモバイルアプリを提供する程度で参入できる敷居の低さから、業界内でも評判が上がっているようです。

顧客目線で考えてもアプリ1つで手軽にゲームを遊べて、ベットの支払いや賞金の受け取りもスムーズに行えるメリットがあります。

さらに、カジノをキャッシュレス化することで、ハイローラーでも多額の現金を持ち歩く危険性がなくなります。カジノも現金の取り扱いを減らすことができるため、防犯上のメリットも大きいと言われています。

今回の導入決定について、「ローリング・ヒルズ・カジノ・リゾート」を運営する部族組織「パスケンタ・バンド・オブ・ノムラキ・インディアンズ」のアンドリュー・ドル・アレクサンダー会長は、「キャッシュレスカジノシステムを導入することで、プレイヤーの利便性を向上させ、より良いカジノ体験を実現させることができるでしょう」とコメントしています。

記者の一言メモ

カジノでは、大金を取り扱うためにさまざまな犯罪が起きています。アプリでしっかりと資金を管理できることは、客・カジノ共に効率もよく安全性が高まることになります。

【参照】CASINO CITY TIMES「Rolling Hills Casino to deploy Acres’ cashless casino app」

※写真は「ローリング・ヒルズ・カジノ・リゾート」公式Twitterより