電子テーブルゲームメーカー大手として知られる『ジャックポットデジタル』は、米国オレゴン州フローレンスにある『スリーリバーズカジノリゾート』に、自社製品『JackpotBlitz ETG』を5台設置したことを発表しました。同社によるとこれは1つの会場内に設置されたケースとしては最大数となるそうです。
テーブルゲーム用となる電子版の卓
これは同社がプレスリリースなどで発表したもので、この『JackpotBlitz ETG』と呼ばれる装置は、テーブルゲームをプレイすることができる電子版の卓となります。
システムによる案内に従い、「テーブル」として用いる4K画質の84インチタッチスクリーンの上でゲームを行うと、自動で客の手の動きなどを感知してアナログプレイと同様の感覚で遊べる最先端の機器となっています。
実際のディーラーがいるプレイに慣れている人であれば、特に難しい操作説明などもいらず直感的に遊べる設計となっています。
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— Jackpot Digital (@JackpotDigital) March 28, 2022
ディーラー役は内蔵コンピュータ
また、ディーラー役についても内蔵コンピュータにやらせることで、ミスや不正などの心配がなくなります。カジノ側からすれば従来のアナログプレイに比べ、高回転で多くの客をさばくことができるためより効率の良いビジネスが行えるというメリットが生まれるそうです。
ジャックポットデジタルは、もともとクルーズ船やカジノ事業者向けに電子ギャンブル機器を提供するメーカーで、近年では主にポーカーなどのテーブルゲーム用の電子卓で実績をあげていることで知られています。
同社の電子テーブルが人気となっている背景には、すべてシステムで制御しているためディーラー役などのスタッフを必要とせずにコスト面で削減できるほか、内蔵プログラムのアップデートも容易にできる点などがあると見られています。
視覚的にも楽しくカードゲームが遊べる『JackpotBlitz ETG』に、今後も注目していきます。
※画像は「ジャックポットデジタル」公式サイトより