ネバダ州で10か月連続の10億ドルを超えるゲーミング収益

ラスベガスが本格的な景気回復へ

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アメリカ・ネバダ州のゲーミング規制委員会は、2021年12月の収益が11億5000万ドルに達し、10ヶ月連続で10億ドルを超える高収益となったことを発表しました。前年同期比で68%の増加となります。

なお、同州の収益となる11億5000万ドルのうち、前年比79%増の9億9840万万ドルを占めるのが、ラスベガスのあるクラーク郡です。

そのうち、ラスベガス界隈の売上は、ラスベガスストリップの収益が前年比123%増の6億5070万ドルで、ダウンタウンは62%増の7380万ドル、ノースラスベガスは26%増の2390万ドルとなっています。これらのエリアのほかにも、ラフリンでは13%増の2990万ドル、ボルダーストリップは12%増の6930万ドル、メスキートは26%増の1420万ドルと、軒並み前年より収益を伸ばしています。

また、リノが26%増の5560万ドルを記録したワショー郡でも、郡全体として前年比21%増の76.5百万ドルを記録。そのほかでは、スパークス(1210万ドル、11%増)とノースレイクタホ(200万ドル、43%増)、サウスレイクタホ(1850万ドル、19%増)、エルコ郡(2760万ドル、18%増)、カーソンバレーエリア(11百万ドル、20%増)と、それぞれ増加しています。

なお、ゲーム別の収益では、全収益のうち、スロットマシンが7億8620万ドル、テーブル、カウンター、カードゲームは3億6390万ドルとなっているそうです。

オミクロン株が蔓延をして、新型コロナウイルスの感染者が再拡大している中で、ラスベガスなどのカジノ施設では順調に売上を回復しています。

感染症対策をしっかりと行った上で営業を続けていることで、利用者も安心してカジノを楽しむことが出来るようになってきています。

アメリカの各地で、カジノによる高額賞金の獲得者の情報も、SNSなどで紹介され、日本からも遊びに行きたいというカジノファンの投稿をよく見かけるようになりました。 ぜひ、ワクチン接種が進み気軽にラスベガスへ遊びに行ける日がまた来ることを願っています。