多くのカジノ施設が営業しているマカオでは、「マカオ政府博彩監察協調局」(DICJ)から毎月発表される「月次カジノ売上」が、世界中のカジノ関係者の間で注目されています。
2020年1月以来の高水準となる
2023年2月1日に、最新となるデータが発表されました。※1
2023年1月度の「月次カジノ売上」は、116億パタカ(約1870億円)となり、前年同月比より約82%の増加を見せています。今回の数字は、2020年1月以来の高水準となり、マカオのカジノが復活に向かって歩んでいることを証明しました。
マカオでは、2022年には新型コロナウイルスの影響が色濃く、年間のカジノによる売上は前年比で5割近く減少することになりました。
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2022年、マカオの「月次カジノ売上」は前年比で約5割減少に
マカオにおける「月次カジノ売上」が発表され、2022年12月は前年同月から56%減少した34.82億パタカ(約570億円)となりました。
しかし、2023年1月21日から2023年1月27日の「春節休暇」にマカオへの観光客が急増。ロイター通信の調べによれば、1週間の春節期間に50万人近い観光客がマカオを訪れたと報じています。※2
また、主要な宿泊施設も多くが予約で満員となり、以前の活気を取り戻しつつあります。
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カジノ大国「マカオ」の主要な宿泊施設、春節期間は予約でほぼ満員へ
カジノ大国であるマカオでは、旧正月の期間には多くの日でホテルが満室状態であることが公表されました。
※2:REUTERS「マカオのカジノ収入、1月は前年比+82.5% コロナ規制解除で」
「グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア」 (G2E Asia) も開催
カジノを楽しむ緑光客が復活しつつあるマカオですが、カジノ業界の見本市的なイベント「グローバル・ゲーミング・エキスポ・アジア」 (G2E Asia) の開催も、2023年7月に決定しています。
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毎回、多くのカジノ・ゲーミング業界の関係者が集まるイベントで、久しぶりのマカオでの開催となります。着実に復活に向かっているマカオのカジノ業界。2023年2月の売上も、好調な数字が期待されています。
【2023年のマカオにおけるカジノ売上】
2023年1月=約1870億円