オランダの国営カジノチェーン「ホランド・カジノ」は、2023年3月16日に2009年からテーブルゲームコーナーで提供されていた「マルチ・ポーカー」を、「カリビアンスタッドポーカー」に改称し、新たに全国規模のプログレッシブジャックポット・ネットワークに接続する形で提供することを発表しました。
高額賞金が狙える「カリビアンスタッドポーカー」の復活
これは、「ホランド・カジノ」がプレスリリースで公表したもので、現地のカジノメディアがニュースとして紹介しています。
これまで全国にある同チェーンのカジノで提供していた「マルチ・ポーカー」を、同日付で廃止。以前の呼び名である「カリビアンスタッドポーカー」に変えて提供します。もともと同カジノでは1995年から2009年にかけて「カリビアンスタッドポーカー」という名称で同ゲームを提供していたものの、2009年からは「マルチ・ポーカー」と名前を変え、チェーン内に8台の専用テーブルが設置されていました。
しかし時代の変遷と共に、より興奮度の高いゲームや賞金の高額化を求める声が多くなったことを受け、事実上のリニューアルとなる「カリビアンスタッドポーカー」の復活を行いました。
2022年7月から「ホランド・カジノ」がスタートさせた「アルティメット・テキサス・ホールデム・ポーカー」などのテーブルゲームが相互連携する、全国規模のジャックポット・ネットワークに接続させる形で新たな門出を迎えるそうです。
今回、「カリビアンスタッドポーカー」の復活に際し、まず手始めとしてアムステルダム店に最初の専用テーブルを設置。残り7台についても、「カリビアンスタッドポーカー」のテーブルに入れ替えるそうです。
なお、先行して稼動している26台の「アルティメット・テキサス・ホールデム・ポーカー」用テーブルに加え、新たに8台の「カリビアンスタッドポーカー」用のテーブルが加わることで、前出のジャックポット・ネットワークには計34台のテーブルゲームが接続されます。
「ホランド・カジノ」によると、同ネットワークを使ったジャックポットとしては、ここ最近で53万5957ユーロ（約7500万円）を獲得したケースがあるそうです。
記者の一言メモ
アメリカだけでなく、ヨーロッパでも本格的にカジノ業界が復活の兆しを見せています。有名カジノである「ホランド・カジノ」は、今回の高額ジャックポットが見込めるサービスで、さらなる人気を獲得しそうです。
※画像は「ホランド・カジノ」公式HPより
