イングランド・ラムトンストリートにある『グロブナーカジノサンダーランド』のポーカールームで、11万4000ポンド（日本円で約1700万円）のジャックポットを獲得したプレイヤーが現れ話題となっています。
『グロブナーカジノサンダーランド』によると、ジャックポットで11万4000ポンドを獲得したプレイヤーは、地元在住のミッキー・ウォートンさん。
彼は息子に電話で誘われて、同カジノのポーカールームを訪れイングランド全域を対象としたキャッシュポーカーゲーム『ナショナル・バッド・ビート・ジャックポット』をプレイしていたそうです。
プレイを続ける中で、なんと『フォーカード』をヒット。しかし、他のプレイヤーのストレートフラッシュに負けてしまい、がっかりとしていました。しかし、その直後、彼は11万4000ポンドものジャックポットを獲得したことを知らされたのです。
なんでも、この『ナショナル・バッド・ビート・ジャックポット』は、『グロブナーカジノサンダーランド』が行っている全国的なゲームで、特にキャッシュゲームに参加しているプレイヤーが獲得できるものだそうです。
最初の週は『フォーエース』が選ばれ、プレイヤーがそのハンドを得たとしても、より良いハンドに「負けた場合」ジャックポットが当たります。また、ジャックポットが当たらない週は、賞金に1万5000ポンドが追加され、倒すべきハンドは「フォーキング」、「フォークイーン」と下がっていくシステムとなっています。
今回、ジャックポットが出た時点で最低でも「フォー2」を倒す必要があり、ミッキーさんの「フォー10」が勝ちました。同じサンダーランド出身のアダム・スミスさんのストレートフラッシュに負けた瞬間に、賞金が確定しました。 というのも、賞金の分配方法が極めて特殊で、負けたハンドを持っているプレイヤーが30%、勝ったハンドを持っているプレイヤーが15%、残りはプレイしているすべてのプレイヤーに均等に配布されることとなっています。このため、ミッキーさんに多くの賞金が分配されることになったのです。
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— Grosvenor Poker (@GrosvenorPoker) December 24, 2021
このミッキーさんの幸運な展開について、同カジノのジェネラルマネージャーをつとめるマーク・ハンターさんは、「私たちは、2021年を最高の形で締めくくれたこと、そして、人生を変えるほどの賞金を獲得したミッキーとアダムをとても嬉しく思っています。この歴史的な勝利が私たちのカジノで行われたことを誇りに思っています」と、ミッキーさんの勝利をたたえる形でコメントしました。
なお、獲得した賞金についてミッキーさんは、家の購入資金に充てるほか、ラスベガスへの家族旅行に使うと語っていました。
負けてなお、ルールのおかげで高額な賞金を獲得できた珍しいポーカーの結末となりました。日本でカジノを含むIRが開業した際にも、こういったさまざまなルールで賞金を獲得するプレイヤーが出現するのでしょうか？期待したいです。
※画像は「グロブナーカジノサンダーランド」公式Twitterより引用
