アメリカのスロット大手・IGT、2023年2月は3件の1億円超え大当たりを支払い

最高額は「ホイール・オブ・フォーチュン・ハイローラー」で出た4億3000万円

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この記事の概要

スロットマシン製造大手「インターナショナル・ゲーム・テクノロジー」(IGT)のスロットマシンで、超高額の大当たりが続出しています。最新のジャックポット情報を紹介します。

スロットマシン製造大手の「インターナショナル・ゲーム・テクノロジー」(IGT)が、2023年2月に100万ドル(約1億3000万円)を超えるジャックポット賞金が3件出たことを報告しました。

合計で10億円近い賞金を払い出し

これは、IGTが出したプレスリリースなどで明らかにしたものです。同社が世界各地のカジノ施設に設置しているスロットマシンで、2023年2月1日から2023年2月28日までの間に出たジャックポットのうち、100万ドルを超える大型のプログレッシブ・ジャックポットは3件でした。

それら3件だけで、合計653万2368ドル(約8億5000万円)/132万483カナダドル(約1億3000万円)の賞金を払い出したといいます。合わせると10億円近い巨額の賞金になっています。

これら3件のプログレッシブ・ジャックポットのうち、もっとも「小額」だったのは2023年2月28日にカナダのオンタリオで出た「ゴン・シィー・ファー・チャイ」による132万483カナダドルです。

さらに、2023年2月4日にラスベガスのカジノ「ベラージオ・ラスベガス」に置いてある「ホイール・オブ・フォーチュン・ゴールド・スピン・トリプル・ゴールド」では、325万7830ドル(約4億2000万円)の賞金になっています。

そして、最高額だったジャックポットは、2023年2月18日にネバダ州ミンデンのカジノ「カーソン・バレー・イン」に設置してある「ホイール・オブ・フォーチュン・ハイローラー」で出た、327万4538ドル(約4億3000万円)だったそうです。

ちなみに、高額賞金が続出している同社の「ホイール・オブ・フォーチュン」シリーズは、1996年の登場以来、合計34億ドル(4454億円)以上のジャックポットを出していることで知られています。

なお、通常のオンライン接続されていないタイプのスロット機で出たジャックポットは、設置しているカジノが客に賞金を支払うことが一般的です。しかし、施設や地域の垣根を越えて連動している「プログレッシブ・ジャックポット」の場合は、スロットメーカーが確認・検証した後で獲得者に対して直接賞金の支払いを行う方式が、多くの場合で採用されています。

記者の一言メモ

なんともうらやましい、巨額の大当たりが続出しているIGTのスロットマシン。海外でスロットマシンをプレイする際には、IGTの製品かを確認するのが良いかもしれません。

【参照】CASINO CITY TIMES「IGT slots pay out three jackpots over $1 million dollars in February」

※画像は「カーソン・バレー・イン」公式Twitter