ブラックジャックはトランプを使ったテーブルゲームで、ポーカーやバカラと並んでカジノゲームでは定番のひとつです。
ブラックジャックのルール
使用するカードは、ジョーカーを除いた52枚。プレイヤーはディーラーと一対一の勝負で、手持ちのカードの合計が21に近いほうが勝ちとなるゲームです。
合計数のカウントは、スート（絵柄）に関係なく２から10まではそのままの数を、絵札は「Ｊ」「Ｑ」「Ｋ」はすべて10とカウントします。
さらに、「Ａ」は1または11とカウントされます。この場合、プレイヤーの都合に合わせて、1か11のどちらにカウントしてもＯＫというルールになっています。絵札とＡの組み合わせと、10と絵札とＡの組み合わせの、どちらも21とカウントしていいわけです。
実際のプレイ方法
最初に、ディーラーとプレイヤーの双方に２枚ずつカードが配られます。この際、合計が21の場合は「ナチュラルブラックジャック」または「ナチュラル21」と呼ばれます。具体的には、Ａと10、または絵札の組み合わせの場合です。プレイヤーだけがナチュラルブラックジャックだった場合はそこでプレイヤーの勝ちとなりますが、双方がナチュラルブラックジャックだと引き分けになります。
しかし、ナチュラルブラックジャックが出る確率は少ないので、ほとんどの場合、21よりも少ない数になります。そこで、さらに追加のカードを1枚引くことができます。これをヒット「Hit」と呼びます。手招きしたりテーブルをとんとんと叩いたりして合図すると、スッともう1枚カードが配られます。
この時点で、手持ちのカードは3枚です。その合計が、21またはそれに近い数になって、納得できたら勝負をかけることになります。決心がついたら、追加のカードは引かずに勝負する意思を示します。これをスタンド「Stand」といいます。
そして、双方のカードのカウントが、21に近いほうが勝ちになります。たとえば、ディーラーが17でプレイヤーが19ならプレイヤーの勝ちといった具合です。
さらに、カウントが21を超えたらバースト「Bust」と呼ばれ、その時点で負けが確定します。ディーラーとプレイヤーの双方がバーストした場合でも、プレイヤーの負けになるので注意してください。
これだけの単純なゲームですが、実際にプレイすると緊張感を呼ぶゲームです。
合計が20か21なら迷わず勝負できるでしょうし、10以下なら当然ヒットとなるでしょう。でも、12以上だと迷いが生じます。9か8ならベターでしょうが、絵札が出たらバーストです。運だけでなく自分の判断が結果になるわけです。
また、基本的な戦略や攻略法なども存在します。努力次第で勝率がアップする可能性があることも、ブラックジャックが広く愛される理由のひとつでしょう。
動画で確認できるブラックジャックの楽しみ方はこちらです！
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