北欧のフィンランドといえば、豊かな自然や勤勉でまじめな国民性、充実した社会福祉やサウナなどが有名です。
そのフィンランドには、いくつものカジノが展開しています。
カジノヘルシンキで遊ぶルール
最も有名なカジノは、首都のヘルシンキにある「カジノヘルシンキ」。ヘルシンキ中央駅から東に200メートル程度。駅前広場のすぐ前で、歩いて数分という近さです。
老舗ホテルのような落ち着いた雰囲気の建物で、レストランやバー、フードスタンド、スポーツバーなどを備えていて、気軽にファストフードなどを食べることもでき、レストランではディナーショーも開催されます。
カジノ施設は1階がスロットマシンのフロアで、300台以上のスロットがずらりと並びます。地下のフロアにはブラックジャックやテキサスホールデム、ルーレットなど8種類以上20台以上のテーブルゲームが設置されています。
営業時間は12時から翌4時まで、テーブルゲームは13時30分からです。ただし、クリスマスと、イースターの前の金曜日いわゆるグッドフライデーの両日は休業です。
入場は無料で年齢制限は18歳以上。ドレスコードはかなり緩やかですが、シャツとスラックス、女性ならワンピースといったスマートカジュアルが無難でしょう。
国立劇場や有名な美術館も楽しめる
ヘルシンキの中心部にあるので、すぐ隣には国立劇場、道の向こうには国内最大規模のアテネウム美術館、少し歩けばヘルシンキ大聖堂など、文化施設が数多くあります。また、徒歩圏にデパートやショッピングセンターなどもたくさんあるので、食事や買い物を楽しむ点でも充実しています。
旅行ガイドブックや観光サイトなどでは、「カジノヘルシンキ」を「国内唯一のカジノ」と紹介しているケースがありますが、レストランなどを完備した総合施設なのでそう説明していると思われます。
実際には、ショッピングセンター内やホテル併設などの形態で、スロットマシンコーナーのようなカジノもヘルシンキ市内や国内各所にいくつも見かけます。
ちなみに、「カジノヘルシンキ」をはじめとしてフィンランド国内のカジノ施設は、国営企業であるVeikkaus社によって運営されています。 同社はカジノのほかに宝くじ事業なども運営していて、その収益金は教育研究や社会福祉などに活用されているとのことです。
フィンランド ヘルシンキとは
ヘルシンキはフィンランドの首都で、バルト海に面した美しい港湾都市です。
近代的な建築と自然が調和した街並みが特徴で、エスプラナーディ公園やセウラサーリ野外博物館など、緑豊かなスポットも多くあります。
市内には洗練されたデザインショップやカフェが点在し、フィンランドデザインや北欧インテリアが楽しめる街です。