マカオの新基準で、最新スロットマシン「カーニバルカウ」が最初の承認

新たなスロットマシンが急ピッチで開発される

公開日:

scroll

世界的なカジノ機器サプライヤーの「サイエンティフィック・ゲームズ」は、マカオの最新コンプライアンス基準に基づき、自社の製品が最初に承認を受けたスロットマシンになったことを発表し注目を集めています。

これは2022年2月28日付のプレスリリースで発表したもので、同社は2021年9月にマカオのカジノ規制当局であるゲーム検査調整局が公表した最新のコンプライアンス基準「電子ゲーム機技術基準バージョン2.0」に対応すべく開発を進めたようです。

そして、先ごろ対応版の新マシンとなる『カーニバルカウ』が完成。早速、当局によるチェックが行われ、晴れて承認されたということです。

こうした一連の対応について、サイエンティフィック・ゲームズは、マカオのカジノ事業者が絶えず人気のゲームを投入できるように、新基準であるバージョン2.0準拠機の開発を急ピッチで進めてきたことをプレスリリース上で紹介。 また、同社のアジア担当副社長兼マネージングディレクターをつとめるケン・ジョリー氏は、順次、他の機種でも新基準に対応し2.0基準での審査および承認を精力的に求める方向で調整していることも明かしています。

サイエンティフィック・ゲームズとは?

「サイエンティフィック・ゲームズ」は、アメリカに本社があるゲーム関連企業で、宝くじなどを始め、ゲームに関する管理システムを開発・販売しています。

これまでも、次世代のカジノゲームを常に開発し続け、「Hacksaw Gaming」などと契約を行って業務を拡大してきました。

スロットマシンでも世界的に人気の高い「Jin Ji Bao Xi」など多くの名機を開発してファンの多い会社となっています。 今後は、スロットマシンもキャッシュレス化などさまざまな進化をしていくと言われています。「サイエンティフィック・ゲームズ」がどんなマシンを開発して楽しませてくれるのか?注目していきます。

※画像は「サイエンティフィック・ゲームズ」公式HPより引用