アメリカの「シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノ」で、臨時カジノが正式オープンへ

「正式版カジノ」のオープンに先立ち、仮設の臨時カジノがオープン

公開日:

シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノが、臨時カジノをオープン

scroll

この記事の概要

アメリカ・バージニア州に建設中のカジノ施設「シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノ」が、臨時カジノを開設すると発表しています。遊べるゲームの内容などを紹介します。

カジノを含む統合型リゾート(IR)運営・開発大手の「シーザーズ・エンターテインメント」は、アメリカ・バージニア州ダンビルに建設中のカジノ施設「シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノ」について、臨時カジノを2023年5月15日にオープンする見通しであることを発表しました。

約4万平方フィートの敷地内にカジノと簡易レストランを設置

これは、プレスリリースなどで同社が発表したものです。今回オープンするのは、建設が進められている「正式版カジノ」に先立つ形で設けられる仮設の臨時カジノです。

約4万平方フィートの敷地内に、カジノフロアとクイックサービスの簡易レストランが設けられ、メインとなるカジノフロアには、740機のスロットマシンに加え、テーブルゲーム用卓25基と28の電子テーブルゲームを設置。原則として年中無休の24時間営業で、カジノ客はもちろんのこと近隣の商業施設などへの好影響も想定されているそうです。

なお、開業予定の正式版カジノでは、レストランやホテル、ショッピングモール、各種娯楽施設なども併設され、臨時カジノより充実したものになる模様です。

もともとダンビルは、繊維工業でにぎわいを見せていましたが、ここ最近では下火となりこれといった経済的な強みが確立できていませんでした。そんな中、「シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノ」がオープンすれば、従業員など新規の雇用が創出されるほか、各種設備投資や資材の仕入れなどを通して、ダンビルに数億円規模の資金が投下されると言われています。

地元経済においては復興の足がかりとなり、地元住民からの期待と注目を集めているそうです。

記者の一言メモ

大阪で開業を目指しているカジノを含む統合型リゾートのように、地域経済においてIR開発は大きな影響力を持ちます。今回の「シーザーズ・バージニア・ダンビル・カジノ」も、臨時カジノという形で早々にスタートするのも、早くに経済効果を出すためだと言われています。

【参照】WFMY NEWS2「Danville expecting a ‘full house’ when casino opens on May 15」