国際的なカジノ運営グループである『ドナコインターナショナル』のCEOであるリー・バグ・ホイ氏は、ベトナムのラオカイで運営する『アリストインターナショナルホテル』の長期的な事業見通しについて自信を覗かせる談話を発表しました。
これは、2022年1月13日にベトナムの投資に関するマスコミ報道で明かになったもので、ホイ氏はアナリストに対して、「ベトナムには大きな可能性があり、越境での渡航が再開されれば、状況が安定すると確信しています」とコメントしました。
実は現在、ベトナムとその周辺諸国では、新型コロナウイルスの感染拡大を受けた渡航制限により、各国の国境付近に位置するカジノ施設の大半が売上面で深刻な打撃を受けています。
中国との国境近くにある『アリストインターナショナルホテル』も、中国側が自国民に対して越境でのギャンブルを強く規制していることから大きな打撃を受けています。
また、カンボジアとタイの国境付近ポイペトにある『スターベガスリゾートアンドクラブ』は、ドナコグループの旗艦施設としてその名を轟かせていましたが、コロナ禍が直撃する形で、2021年4月から営業を停止した状態のままとなっています。
しかし今後、新型コロナが収まれば、本来の需要が回復し経営状態も急速に好転するという自信がホイ氏にはあるということです。
なお、ホイ氏の発言を証明するように、オーストラリア証券取引所が2021年10月下旬に発表したデータでは、『アリストインターナショナルホテル』の第3四半期売上高が、前年度比で増加しているとのことです。
日本人の間ではあまり馴染みがないベトナムのカジノですが、ドレスコードがあまり厳しくないのと、遊びやすいことで密かな人気スポットとなっています。
今後、海外旅行がしやすくなった際には観光スポットも多いベトナムに行ってカジノを楽しんでみたいものです。