ベネズエラの新カジノ「カジノ・ティウナ」がバルキシメトにオープンへ

200以上の直接雇用と400以上の間接雇用を創出予定

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ベネズエラの新カジノ「カジノ・ティウナ」開業

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この記事の概要

ベネズエラで新たに開業したカジノ「カジノ・ティウナ」。現地では、雇用の増加や観光産業の活性化を期待されています。

ベネズエラの現地メディアは、同国ララ州・バルキシメトに建設中だった新カジノ「カジノ・ティウナ」が、正式にオープンしたことを報じています。

一連の新カジノ建設ブームに乗る形で登場

これは、ベネズエラのアル・ナヴィオ紙など、いくつかの現地メディアが報じているものです。

それらによると、この「カジノ・ティウナ」は、約2年前にニコラス・マドゥロ大統領がカジノ禁止令を撤回した後に巻き起こっている一連の新カジノ建設ブームに乗る形で登場したものです。

2022年8月ごろにも新カジノがオープンしたばかりの、バルキシメトに建設されました。

なお、アル・ナヴィオ紙が報じたところによると、この「カジノ・ティウナ」は、新型コロナウイルスの感染拡大による事務処理上の遅れなどがあった関係で、当初の予定よりも遅いオープンとなったといいます。

ララ州のアドルフォ・ペレイラ知事は、同地での経済効果が見込まれており、現時点でも200以上の直接的な雇用と、400以上の間接的雇用を生み出すと試算されているといいます。

なお、2022年8月にオープンした「ロイヤル・カジノズ・バルキシメト」は、300人以上の新規雇用が創出され、多大な経済効果をもたらしているそうです。

ただ、今回のカジノは税収のための手段として位置づけているわけではなく、州全体として200万人以上、バルキシメトだけでも約88万人いるとされる住民の刺激と成長の糧となり、観光産業をはじめとする様々な事業を起業するチャンスをもたらすカンフル剤的な役割も期待しているといいます。

前出のペレイラ知事によると、この「カジノ・ティウナ」は、週7日の営業で、午前11時の始業と午前3時の閉店という営業スタイルを予定しているそうです。

施設内ではスロットマシンや各種テーブルゲームのほか、ビンゴなども提供するということです。