アメリカ・ペンシルベニア州ワイオミングを拠点とするカジノ・競馬場運営会社のペン・エンタテインメントは、ラスベガスで運営するカジノ施設「Mリゾート・スパ・カジノ」を、現在の2倍ほどの規模にまで拡張する計画を発表しました。
客室を現在の収容人数の約2倍に
これは、同社がプレスリリースなどで発表したものです。
それらによると、同社は「Mリゾート・スパ・カジノ」に2棟目のホテルタワーを追加し、そこに384室の客室を設置。現在の収容人数の約2倍として、施設内にある一般客室とスイートを合わせ合計774室となる予定とのことです。
今回の拡張計画について、ペン・エンタテインメントのCEOをつとめるジェイ・スノーデン氏は、「第2タワーの追加は、もともと地元市場において、強い需要があることが背景にありました。より高い利益を得ることが可能であると見込まれているからで、我々のビジネス全体に大きな追加要素をもたらすものであると考えています」とコメントしています。
充実したカジノ施設が人気の「Mリゾート・スパ・カジノ」
2009年オープンの「Mリゾート・スパ・カジノ」は、90エーカーを超える敷地の中に、およそ9万2000平方フィート以上のカジノエリアが設けられています。
そこでは、1900台のスロットマシンと64基のテーブルゲーム、14基のポーカーテーブルに加え、レース&スポーツブックなど充実した設備が提供され人気となっています。
なお、ペン・エンタテインメントでは、ネバダ州、イリノイ州、オハイオ州で運営している4施設について、総額8億5000万ドル(約1224億円)の大規模な拡張プロジェクトを計画していると言われています。
今回発表された「Mリゾート・スパ・カジノ」の拡張計画も、その一部と位置づけられているそうで、新タワーの建設に2億600万ドル(約300億円)の予算を見込んでいるということです。
※画像は「Mリゾート・スパ・カジノ」公式HPより