ステーションカジノが、ラスベガス南西部で開発中の『ステーションカジノデュランゴリゾート』の建設作業について、2022年3月初旬から順調な滑り出しを見せていると発表しています。
この『ステーションカジノデュランゴリゾート』は従来のカジノに比べ、地元客を主なターゲットにしている点が特徴で、建設予定地のクラーク郡が、最終的な確認・許可を行い現場には続々と重機の搬入が行われているようです。
ステーションカジノが既に発表している計画によれば、この『ステーションカジノデュランゴリゾート』は、同社が取得している71エーカーの敷地に建設されるとのことです、
73000平方フィートの広大なカジノフロアに、2000を超えるスロットマシンと、46ものテーブルゲーム、さらにはスポーツブックルームを設置。加えて、最終的には200室もの客室を備えたホテルや、4箇所のフルサービスレストラン、およそ20000平方フィートもの会議・イベントスペースや、リゾート型のプールコンプレックスまで加わる予定となっており、ステーションカジノでは7億5000万ドルの予算を計上しているとしています。
ステーションカジノグループは、ネバダ州において最大級の雇用規模を誇るカジノ運営会社の1つとして知られています。
他社が観光客を主なターゲットにしてラスベガスストリップやダウンタウンを中心に開発しているのに対し、同社は地元客をターゲットとした開発・運営を行っていることで知られています。
今回の開発においても、地元雇用の創出はもとより、地元の人々にとって最高の贅沢なもてなしをテーマとしてアメニティをふんだんに取り入れる計画であるとのことです。
同社の発表によると建設予定地から半径5マイル以内には、ギャンブルをすることができる21歳以上の地元民が26万人ほどいるとしています。
2026年までの間にさらに12%近くの増加が推測されているため、潜在的な需要という観点においても立地的に優れていると考えているそうです。
独自の取り組みを行っているステーションカジノ。今後『ステーションカジノデュランゴリゾート』がどんなカジノ施設になるのか、注目していきます。