センチュリー・カジノスがカジノ施設「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」を買収へ

ロッキーギャップ国立公園内の風光明媚な人気カジノ施設

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センチュリー・カジノスは、ロッキーギャップ国立公園の敷地内にある人気のカジノリゾート施設「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」の買収が最終合意したと発表しました。

センチュリー・カジノスは、カジノプロパティに特化した不動産投資信託のヴィーチプロパティとの提携で、かねてより調整にあたっていたアメリカのメリーランド州東部、フリントストーンのカジノ施設「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」を買収予定としています。

現運営会社と最終合意に達したと発表し、運営権の取得価格は約5600万ドル(約77億円)、不動産資産の取得はおよそ2億400万ドル(約281億円)になると言われています。

「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」は自然豊かなカジノ

今回、買収に合意したといわれている「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」は、ロッキーギャップ国立公園の敷地内にあることから、周囲を緑豊かな大自然に囲まれています。

2013年5月にオープンし、屋内プールやフィットネスセンター、自然を生かした季節限定の屋外プールなどに加え、5000平方フィートのイベントセンター、さらには往年の名ゴルファーとして知られるジャック・ニクラウスが設計した18ホールのゴルフコースなどがあります。

併設のカジノには、630台のスロットに加えテーブルゲーム16基があり、観光客を中心に大変な賑わいを見せているといいます。

今回の買収についてセンチュリー・カジノスで共同最高責任者をつとめるエルヴィン・ハイツマン氏とピーター・ヘッツィンガー氏は、同社が米国内にある資産価値の高い施設を取得し続けるという目標において「重要なマイルストーン」として位置づけていることを明かしました。

現在も水面下で調整中だと言われるネバダ州のカジノ施設「ナゲット・カジノ・リゾート」の買収と共に、同社のビジネスを米国本土において広範囲に渡って展開する上でも重要な意味を持っていることを示唆しています。

センチュリー・カジノスは多くのカジノ施設を運営

センチュリー・カジノスは、今回の「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」や、「ナゲット・カジノ・リゾート」だけでなく、2019年には「マウンテンイアー・カジノ・レーストラック&リゾート」、「センチュリー・カジノ・カルザースビル」(旧「レディラック・カジノ・カルザースビル」)、「センチュリー・カジノ・ケープジラードー」(旧「アイルカジノケープジラードー」)の3リゾートを3億8500万ドルで買収し米国内で展開しています。

※画像は「ロッキー・ギャップ・カジノ・リゾート」公式Twitterより