ニューヨーク州のスケネクタディにあるカジノ施設『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』は、日刊紙『タイムズ・ユニオン』による選考で、「最高の職場環境」に選ばれたことを発表しました。『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』は5年連続での受賞となりました。
「スタッフたちの努力の賜物」
この賞は従業員などから提供された調査データと、各種提言などを考慮する形で統合的に選考されるものとなっています。
受賞について『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』のゼネラルマネージャーをつとめるリック・リチャーズ氏は、「今回の受賞は、我々の施設を特別な環境にし、また、顧客に対しても群を抜いた高品質のサービスを実現しているスタッフたちの努力の賜物です」と、従業員らの働きを称賛した上で、「『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』はとても多様性に富み、極めて刺激的な職場環境であるので、この賞を5年連続で受賞できたことを、我々は大変誇りに思っています」とコメントしています。
現在、『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』では、850人以上のスタッフを雇用していますが、その数はコロナ禍以前の水準にまで増え続けているようです。
会社として、スタッフに雇用保険や有給休暇、授業料の払い戻し、退職金制度の充実など、手厚い福利厚生を提供していることでも知られています。それもそのはず、同施設では職場環境の向上はもとより、多くのスタッフがカジノで働き生活を向上させることに軸を置き、制度や労働条件などの見直し随時行っているからです。
そのため、スタッフのモチベーションが高い水準で維持され、結果としてサービスの向上へとつながっているそうです。
カジノ施設としてさまざまな支援策も行う
なお、選考の際に評価された点はスタッフへの厚遇ぶりだけではなく、ホームレスに避難所を提供したり、慈善団体への食料寄付などを行い、さらには乳がん撲滅のための支援を行うなどの社会活動も評価されています。
『リバーズカジノ&リゾートスケネクタディ』はコロナ禍で大きなダメージを受けたにもかかわらず、積極的な社会貢献を行っていることも高い評価に繋がったそうです。 こういった活動は、日本でカジノを含むIRが開業した際は是非お手本にしてもらいたいところです。