アメリカのカジノ「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」が優れた労働環境と認められる

地元メディアが「トップ ワークプレイス」に6年連続で選定

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この記事の概要

アメリカ・ニューヨーク州にあるカジノ「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」が、働きやすい職場として注目を集めています。

アメリカ・ニューヨーク州シェネクタディにあるカジノ施設「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」は、地元メディア「タイムズ・ユニオン」が選ぶ「トップワークプレイス」に6年連続で選定されたことを発表しました。

同施設が、優れた労働環境であり続けていることを改めてPRする結果になっています。

手厚い福利厚生が提供されている

これは、「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」がプレスリリースで公表したものです。今回、同施設が6年連続で認定された「トップワークプレイス」は、従業員が提出したアンケート調査の結果を元に、「タイムズ・ユニオン」が独自に認定するものです。従業員からの生の声が反映されているもので、評価の高い賞として知られています。

「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」は、現在850人以上の従業員を抱えています。彼らに対して、実に手厚い福利厚生が提供されているそうです。

たとえば、健康保険や有給休暇のほか、従業員がすぐに自分の退職プランの拠出金を所有することができる制度、さらに従業員のスキルアップを支援する目的で行われる大学授業料の払い戻し制度などを提供。さまざまな形で、従業員に対して福利厚生が行われており、それは景気動向に関係なく継続して行われてきたようです。

そのため、従業員は生活面で充実度が上がり、施設側もより優秀な人材を確保することができているそうです。

今回、6年連続で「トップワークプレイス」に認定された栄誉について、「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」の副社長をつとめるラウラ・プリミアノ氏は、従業員たちの日々の活躍によってサービスの質が保たれていることを強調。そのうえで、「我々は6年連続でこの著名な賞を受賞できたことを誇りに思っています」とコメントしています。

なお、新型コロナウイルスからの完全な復帰を目指すアメリカのカジノ業界では、カジノディーラーなどの人手不足に直面しています。その中で、6年間も「トップワークプレイス」に認定されていることは、今後の人材確保で大きな武器になりそうです。

記者の一言メモ

カジノでは、アメリカを中心に世界的に人材不足に陥っています。今後、日本でもカジノを含む統合型リゾートがオープンするにあたり、「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」の取り組みは見習うべきです。

【参照】CASINO CITY TIMES「Rivers Casino Resort Schenectady named top workplace for sixth straight year」

※画像は「リバーズ・カジノ&リゾート・シェネクタディ」公式HPより