カジノ大手がフォーチュンの「世界で最も賞賛される企業」の年間ランキングに登場

「ラスベガスサンズ」が通算で9度目の登場

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カジノリゾート大手の「ラスベガスサンズ」と「ウィンリゾーツ」などが、アメリカのフォーチュン誌が発表をする「世界で最も賞賛される企業」の年間ランキングで挙げられた500社の中に登場し話題となっています。

アップルコンピューター(1位/15年連続)、Amazon(2位)、マイクロソフト(3位)の3社が3年連続でTOP3にランクインするなか、見事にその名を連ねた「ラスベガスサンズ」は、過去10年間で6度も掲載されており通算9度目の登場となります。

今回は500社中197位で、カジノ系企業の中ではトップの栄冠に輝きました。なおカジノ系企業だけに絞ったランキングにおいても、「ラスベガスサンズ」はネバダ州を拠点とする企業で1位となり、同じネバダ州のカジノ系企業では、「MGMリゾーツインターナショナル」が217位、「ウィンリゾーツ」が326位になっています。また、リゾート系のカテゴリでも、「ラスベガスサンズ」は6位にランクインしました。

こうした評価についてラスベガスサンズの社長兼COO、パトリック・デュモン氏は「この権威あるランキングに継続的に掲載されるのは、コミュニティや接客業全体にもたらす経済的価値、社会的利益、環境リーダーシップ、ビジネス上の洞察力など、ラスベガスサンズの取り組みや能力が評価されていることの表れだと思います」と、コメントしています。

一方、そんな「ラスベガスサンズ」と良いライバル関係にあることでも知られている「ウィンリゾーツ」は、順位こそ下でしたが見事にランクイン。

同社はこの1年の間で、サパークラブ、ウィンラスベガスのハリウッドホットスポット、デリラなどの新サービスを開始したほか、デスティネーションカクテルホールやオーバールックラウンジ、レストランなども人気となっています。

とりわけレストランについては、「ウィンマカオ」と「ウィンパレス」にある4店が、2021年度のミシュラン7つ星を獲得して話題となりました。

カジノ以外の部分でも存在感を見せていることが評価されています。多角的にしっかりとカジノを含むIRを運営している企業が評価された形となります。今後も、「ラスベガスサンズ」や「ウィンリゾーツ」の動向に注目をしていきます。