2022年3月8日に行われた「国際女性デー」に合わせて、女性eスポーツプレイヤーが積極的に参加できるトーナメント大会が開催され注目を集めています。
これは、PC・周辺機器メーカー大手のAsusのインド法人「Asus India」がイベント『ROG Showdown』の一部として企画・主催したもので、同社は「世界中の女性ゲーマーたちがより包括性のある形でeスポーツに参加できるように」という願いを込めて企画。このほど開催に漕ぎ着けたといいます。
なお、今回使用したゲームは 5v5のタクティカルシューティングゲーム『Valorant League』。ゲームの性質上、参加はチーム単位となっており、大会は2022年3月7月～3月9日にかけての3日間の日程で開催。
最初の2日間である2022年3月7日、8日が予選で、9日がセミファイナルとなっており、優勝チームには75000インドルピー、準優勝のチームには25000インドルピーの賞金がそれぞれ贈られました。
また、参加はインド国内のみならず、世界各国から参加可能となり、エントリーは同社のサイトで2022年3月2日から2022年3月6日までの間に受け付けられました。
Asus Indiaによると、「VLT x Asteria」や「Lethal esports Blue」などの人気チームが出場登録して大会を盛り上げたそうです。
今回の取り組みについてAsus Indiaは、eスポーツの世界で性別の多様性が高まりつつあることを喜びつつ、こうした大会を通じて、世界中の女性ゲーマーたちが活躍するキッカケになることを期待しているとしています。
なお、同社は2022年3月に『Rainbow Six Siege』と『Valorant League』の別トーナメントの開催も予定していますが、今回のように女性プレイヤーに限定した大会を開催することは初めての試みであるとのことです。
日本でも大きな注目を集めているeスポーツですが、男性プレイヤーの活躍が取り上げられることが多くなっています。今後は、女性プレイヤーを増やすために、こういった取り組みが日本でも多く開催されることが必要となりそうです。
※画像は「ASUS ROG」公式HPより引用
