2016年8月、ラスベガスのホテル『ウィン・ラスベガス』にハワイ在住の女性が滞在していました。『ウィン・ラスベガス』は2700を超える客室に、エントランスは多くの花や観葉植物で装飾され、有名ブランドが並ぶョッピングアーケードや数々の有名レストラン、デザイン性豊かな設計のプールなど、いずれも豪華でエレガントな施設を備えた高級ホテルです。
女性はカジノを遊びにラスベガスに来たわけではなく、一般的な観光で滞在していたようです。でも、「せっかくラスベガスに来たのだから」そんな気持ちで、スロットマシンに挑戦してみようと思ったそうです。
日本でも旅行先で地方競馬の馬券を1枚だけ、100円を出して買ってみるという人もいるそうです。もちろん、当たるかなんて気にしません。旅の思い出として、その馬券を持って帰る人も多いようです。
女性も同じ気持ちだったことでしょう。ミニマムベットの3ドル、1スピンのみのプレイでした。ところが、そのたった1スピンが、『プログレッシブ・ジャックポット』を当ててしまったから大変です。大当たり賞金は、1077万7270ドル51セント、日本円にして10億8000万円以上という金額になります。
彼女はおそらく、残高ゼロの両替チケットを旅行の記念にするつもりだったのではないでしょうか。ところが、ラスベガス旅行のお土産は、とてつもない大金になったというわけです。
ちなみに、この大当たりを出したスロットマシンは、『メガバックス』という、カジノファンの間ではとても有名なマシンです。ミニマムベットが1ドルから3ドル程度と低く設定されており、気軽にプレイしやすいマシンにもかかわらず、けた外れの大当たりの可能性もあるという話題のスロットマシンです。
2003年3月には、やはりラスベガスの『エクスカリバーホテル』のカジノで、25歳のロス在住の人物が3971万ドル、日本円で約43億円という史上最高金額のジャックポットを出したのもこの『メガバックス』でした。
みなさんも、気負いをすること無くカジノで遊んでみると意外な結果が待っているかも知れませんよ。