アメリカ・ネバダ州ラスベガスにある人気のカジノ施設「ハラーズ・ラスベガス」で、オハイオ州在住のバー経営者が12万4000ドル(約1600万円)の賞金を獲得しました。その賞金で、「借金を返済」すると公表して話題を集めています。
ポーカーツアーで同カジノを訪問
「ハラーズ・ラスベガス」は、2023年2月10日付のプレスリリースで今回の大当りを発表。その後、地元メディアの報道で大きく広まることになります。
2023年2月8日、オハイオ州フェアフィールドでバーを経営しているというジェームズ・グライムスさんは、ポーカーツアーで同カジノを訪問しました。
その際、テーブルゲームコーナーで、「アイ・ラブ・スーツ・ポーカー」をプレイ。30分ほどプレイすると、思わぬ展開が訪れることになります。なんと、ストレートフラッシュで勝利し、グライムスさんはジャックポットを獲得して12万4000ドルの大金を手に入れることになります。
この思わぬ大勝に、グライムスさんは心の底から大喜びしました。というのも、グライムスさんはコロナ禍の影響で、経営するバーが深刻な打撃を受けて大赤字となっていたそうです。日を追うごとに借金が増え、最近では家族との関係も悪化した状況だったとか。
今回の賞金が入ったことで借金を返済でき、苦難の日々に終止符を打つことができたそうです。グライムスさんは長いポーカー歴の中で、今回が初めてのジャックポット獲得となりました。
グライムスさんはカジノの広報担当者に対して、賞金を使って借金を返済し今まで苦労をかけ続けた家族のケアをすると話したそうです。そして、「やっぱりハラーズは最高だね!」と、人生を変える場となった同カジノへの感謝の気持ちと喜びを笑顔で語っていたそうです。
記者の一言メモ
今回のケースもそうですが、その人の運命をガラリと変えるほどの賞金が獲得できるカジノ。日本でカジノを含む統合型リゾートが開業した際も、こんな美談を報じたいところです。
【参照】KTNV LAS VEGAS「Man played poker for only 30 minutes before winning over $100k in Las Vegas」
※画像は「ハラーズ・ラスベガス」公式Twitterより