大阪府・市のIR誘致の事業者が「MGM」と「オリックス」に決定との報道

正式発表は今月末に吉村洋文知事が行うと日本経済新聞が報じる

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大阪府・市がIR誘致の事業者を、『米MGMリゾーツ・インターナショナル』と『オリックス』の共同グループに決定したと2021年9月17日付の朝刊で日本経済新聞が報じました。今月下旬にも大阪府の吉村洋文知事が発表するとのことです。

吉村知事は2021年9月10日の会見で、横浜市の山中市長がIR誘致の撤回を正式に発表したことを受けて大阪に影響はないと話し「オリックス、MGMグループと具体的な中身を詰めている最中。横浜の動向にかかわらず、世界最高水準のIRを実現する」とコメントしていました。

この報道を受けて、大阪府・市がIR誘致の候補地にしている大阪湾の人工島・夢洲に関係する企業の杉村倉庫の株価が、2021年9月17日の終値で前日比69円(+9.52%)高い794円まで急騰しました。

これまで、大阪府・市における事業者は『米MGMリゾーツ・インターナショナル』と『オリックス』の共同グループ以外に対抗馬がいなかっただけに意外性はありませんでした。しかし、今回の報道でさらに大阪へのIR誘致が前進したことになり、今後の展開にも期待がもたれる報道となりました。