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更新日:2024/04/30
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ブラックジャックはディーラーとプレイヤーがトランプを使って対戦し、カードの合計値が21に近い方が勝ちとなるゲームです。
次のカードを引く【ヒット】、カードを引くのをストップする【スタンド】など、いくつかのアクションを駆使してゲームを進めていきます。
【スプリット】も基本的なアクションの1つです。勝敗を大きく左右するものなので、これから紹介するポイントを覚え、上手に活用してください。
目次
初回に来たカードの数字が同じだった場合、ハンドを2つに分けてプレイできるというものです。
ハンドとは手持ちのカードのことです。ブラックジャックでは10、J、Q、Kはすべて10とカウントされます。
そのためこの4種類のうち2つが来た場合も、スプリットは実行可能です。カジノによっては同じ数字でないとできないこともあるので、事前に確認してください。
実行する際は、最初に賭けた額と同額をベットしなければなりません。
例えば、5ドルを賭けて7のカードが2枚来たとしましょう。
ここでさらに5ドル賭けることで、ハンドを【7、X】と【7、X】という2つに分けられます。
Xの分のカードが来てから、通常通り他のアクションも行えるようになります。
続いては、どんな場面で使うべきかについて解説します。とても奥が深く、戦略的な思考が必要なアクションです。
使いこなすためには、有効なタイミングを把握しておく必要があります。
以下にスプリットを使うべきシチュエーションをまとめたので、ぜひ参考にしてください。
Aか8のペアが来たときは、迷う必要がありません。
まず「A」から解説します。
Aは1と扱うか11と扱うか、状況によって変わるもっとも強力なカードです。
【A、X】と【A、X】のスプリットで、次に10扱いのカード(10、J、Q、K)が来た場合、21となるのでとても有利です。
10扱いのカードが来る確率は約30%です。Aのスプリットはとても強力なので、実行後に配られるカードは1枚ずつというルールが採用されることが多い点には注意してください。
続いて「8」のときです。
合計値が16のハンドは、ディーラーがバーストする以外に勝つ見込みはありません。
バーストとは、数字の合計値が22以上になり失格することです。それを待つよりも、スプリットで勝つ見込みをあげるのが得策です。
9のペアは合計値が18でかなり見込みがありますが、アップカードの状況も注視しましょう。ディーラーが1枚だけ見せているカードのことです。
7が除かれているのには理由があります。
次に10扱いのカードが来た場合、10+7で17となります。
強制スタンドとなり勝つ可能性が高いのです。ディーラーは17以上になった時点でスタンドというルールがあります。
7の合計値、14は悪いとは言い切れませんが、決してよくはない数字です。
すでに手元に2枚の7があるので、次を引いても21になりにくいという点もネックとなってしまいます。
アップカードが2~7の場合は相手がバーストする確率が高いので、スプリットを行いましょう。
実行後も決め手を欠く数字になってしまいますが、バーストを待つことに勝機があります。
A、8~10の場合は、いずれにしても負ける可能性が高いので、ヒットして高値を狙っていきましょう。
6の合計値、12もよくはなく半端な数字と言えます。
アップカードが3~6のときは相手がバーストしやすいので、実行しましょう。
7のペアの場合と同様、実行後も微妙な数字となっていますが、このケースでは自分のバーストすることを避けるという意味でも有効な戦略です。
3の合計値は6。2の合計値は4。
かなり小さい数字で、そのまま続けてもあまり期待は持てません。
スプリットして、少しでも高い合計値を狙っていきましょう。
ただし、アップカードが8以上であれば、高確率で負けてしまいます。
7だと負ける確率がやや高いといった程度なので、どうするかはその場の状況次第です。
2~6ならばバースト待ちという戦略があるので、迷わず実行です。
スプリットを行うべきシチュエーションについて表にまとめました。
ブラックジャックではAから10扱いのカードまで、10通りのペアが生まれる可能性があります。
スプリットを行うべきかどうかを決める最大のポイントが、ペアの数字です。
それに加えて、アップカードも見る必要があります。
同じペアでもアップカードの数字によって、実行すべきタイミングと、そうでないタイミングがあるのです。
チェックマークのついている箇所が、実行すべきタイミングです。
例えば【9、9】のペアであれば、空欄となっているアップカードがAのときは行わず、チェックマークがついている2~6のときは行うといった具合です。
オンラインカジノであれば、手元に置いておくこともできるので有効活用してください。
ベーシックストラテジーというのは基本戦略のことで、囲碁でいう定石のようなものです。
ブラックジャックには開始の段階で、2枚のハンドと1枚のアップカードという情報があります。
この2つを元にどんなアクションが最善かを導き出すというのが、ベーシックストラテジーの考え方です。
ベーシックストラテジーに基づいたアクションを選択するための、チャートも作成されています。
というように状況別にとるべきアクションを示した詳細なものです。あらゆる局面が想定されているので、これに従えば迷うことがありません。
ベーシックストラテジーについては以下の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
【ブラックジャックの戦略完全版!ベーシックストラテジーを駆使して勝率を上げよう】
ブラックジャックはオンラインカジノでもプレイできますが、その中でも特におすすめなのが以下の表にある4つのオンラインカジノです。
これから新規でオンラインカジノを探している方はぜひ試してみてください!
本記事ではスプリットについて解説してきました。
使いどころが難しいように思われがちですが、ロジックが確立されているので初心者でも大丈夫です。
基本ルールと共に、紹介した実行のタイミングもぜひ覚えてください。上手に使えば、かなりの割合で勝てるようになります。
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