ベトナムの「ロイヤルカジノ」が2022年の収益急増を予測

入国規制解除後は数ヶ月で93%もの収益増加と分析

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ベトナムのカジノ『ロイヤルカジノ』を運営するロイヤルインターナショナルコーポレーションは、同国の入国制限が解除されればその後の数ヶ月で93%も収益が急増する見通しであることを証券取引所への報告書で公表しました。詳細をお伝えします。

ベトナム・ハノイ近郊にあるクアンニン省で最大となるカジノ『ロイヤルカジノ』を運営している『ロイヤルインターナショナルコーポレーション』は、2022年4月6日に93%もの収益増加を見込んでいることを明かし注目が集まっています。

これは同社がベトナムのホーチミン証券取引所に提出した報告書の中で明らかとなったものです。コロナ禍の影響により過去4年連続の損失となったものの、2021年に申告した440万ドルの損失が、2022年は160万ドルの損失にまで縮小する見通しであるとのことです。

収益が約93%増加して630万ドルになると予測

『ロイヤルインターナショナルコーポレーション』は、2018年に73万1000ドルの利益を報告したのを最後に連続して損失を報告しています。

そんな中で、ベトナムの新聞『VN Express』の電子版が報じたところでは、同社は2022年には収益が約93%増加して630万ドルになると予測しているそうで、新しいホテルの開発計画や、既存施設の稼働率上昇などが再浮上の鍵を握ると見られています。

既に同社はコロナ禍の収束後に国内外の客をより多く受け入れることを目的として、5つ星の新ホテルを2箇所建設することを計画しています。

現状の施設だけでも、2021年はヴィラが30%、ホテルが12%ほどの稼働率でしかなかったため、今後入国規制が解除され、海外からの観光客が訪れるようになると短期間で急速に収益が好転する可能性は十分にあるといいます。

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2003年にオープンした『ロイヤルカジノ』は、正式に認可された最初のカジノの1つで、関連の宿泊施設である『ロイヤルハロンホテル』は、レストランや複数のプール、スパ、屋内体育施設などを備えた大型施設として、メディアなどでもしばしば取り上げられています。

ベトナムではもっとも有名なカジノ施設の一つとなる『ロイヤルカジノ』の売上が、どこまで回復するのかに注目が集まっています。