シンガポールのカジノを含むIR「リゾートワールドセントーサ」で大規模水族館を建設へ

完成すればこれまでの3倍の規模をほこる水族館に

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ゲンティン・シンガポール社が運営するシンガポールのカジノを含むIR『リゾートワールドセントーサ(RWS)』が、かねてより計画していた新施設となる『シンガポール海洋水族館』について、2024年末までに完成させることを明かしIR業界で注目を集めています。

シンガポール海洋水族館は、『リゾートワールドセントーサ』を運営するゲンティン・シンガポール社がシンガポール政府に対して行った45億シンガポールドル(現在は33億2000万米ドル)の出資合意に基づく形で計画されたものです。

この出資によって行われる予定の通称「2.0」と呼ばれる『リゾートワールドセントーサ』の開発プロジェクトの一部に、水族館の拡張が含まれています。

そうした中、2022年1月2週目に行われた、『リゾートワールドセントーサ』とシンガポール国立大学との環境イニシアチブ・RWS-NUSリビングラボラトリーの立ち上げの場で、同社の最高経営責任者をつとめるTanHee Teck氏は、コロナ禍のなかで行われた調査でも人々の持続可能な旅行熱が現れていたことを指摘。

その上で、『リゾートワールドセントーサ』がシンガポールの海洋生物多様性の改善と革新的な持続可能な観光の創出を目的として1000万シンガポールドルを投資していることを明かしています。

シンガポール海洋水族館が、前出の『リゾートワールドセントーサ』開発計画の一環として考案されたものであり、環境の認識と保護を推進する機関となりえるものであることを強調。シンガポール海洋水族館を2024年末までに完成させることを発表しました。

なお、このスピーチを受ける形で、現在計画中のシンガポール海洋水族館が、以前の敷地内水族館の代わりであり、完成すれば3倍ほどの規模になると報道しています。

水族館が完成すれば、集客も大幅にアップしてカジノの売上にも大きく影響をしてきます。

世界のカジノを含むIRでは、さまざまな施設の開発が行われています。日本も乗り遅れないためにも、誘致計画を早期に実現させる必要があります。