アメリカ・アーカンソー州パインブラフにあるカジノ施設「サラセン・カジノ・リゾート」は、同州内では初の導入だというプログレッシブタイプのスロットマシンのお披露目を行いました。
人気の「ホイール・オブ・フォーチュン」シリーズのスロットマシン
これは、「サラセン・カジノ・リゾート」がプレスリリース上で発表するとともに、施設内で一般客に対して提供を開始したことで明かとなったものです。
今回、新たに同リゾート内のカジノに設置されたのは、インターナショナル・ゲーム・テクノロジー(IGT)の人気機「ホイール・オブ・フォーチュン」シリーズのスロットマシンとなります。
同マシンは、複数の施設に設置された同機と相互に連携しながらジャックポット賞金を積み上げていく形のプログレッシブ機であるため、その賞金は100万ドル(約1億4000万円)を超える巨額のものになることが珍しくありません。
実際、同機を製造・販売しているIGTによると、「ホイール・オブ・フォーチュン」シリーズの各機では、プログレッシブジャックポットが発生すると、その賞金の平均額は約160万ドル(約2億3000万円)になるといいます。
ジャックポットが発生した際に桁違いの賞金が獲得できるようになる
「サラセン・カジノ・リゾート」でマーケティング部門の最高責任者をつとめるカールトン・サッファ氏が今回の導入について説明。
州内で初めて他の地域のマシンと連携させた背景は、これまでアーカンソー州内には他州のマシンと連携しているプログレッシブ機が設置されていませんでした。結果としてラスベガスでおなじみのネバダ州などに比べ、ジャックポット賞金額が小さくなりがちで、記録として確認できる過去最大のジャックポット賞金額は9万3000ドル(約1300万円)に過ぎないといいます。
今回の新機種導入により、今後はジャックポットが発生した際に桁違いの賞金額を獲得できるようになります。より多くの人々がカジノでエキサイティングな時間を楽しめるようになりそうです。
※画像は「サラセン・カジノ・リゾート」公式HPより