カナダのブリティッシュコロンビア州南部にある都市・ケロウナにあるカジノ「プレイタイム・カジノ・ケロウナ」を訪れた男性客が、たった20分の滞在で100万ドル以上のジャックポットを獲得し大きな話題となっています。
5.25ドルで約20万倍の大当たり
今回、幸運にも巨額の賞金を引き当てたのは、地元在住のジョシュア・アレクサンダーさん。彼はこの日の夜、週末ということもあって自宅でテレビゲームを楽しんでいたものの、父親からカジノに誘われ従兄弟とガールフレンドと一緒に「プレイタイム・カジノ・ケロウナ」を訪れました。
巨額のジャックポットを引き当てるとは夢にも思わなかった彼は、ガールフレンドに「1万6000ドルのジャックポットが当たったらいいなぁ」と、冗談まじりに話していたといいます。しかしその数分後、まさかの事態が発生しました。
入店から20分ほど経った頃、彼のマシンがジャックポットを示す演出となり、彼はその瞬間に100万ドル以上、正確には103万2361.83ドル(約1億4千万円)のジャックポットを獲得することが確定。その際のベットはたった5.25ドルで、約20万倍の大当たりになりました。
彼は自分の目を疑い「頭が真っ白になった」と、その時の様子を振り返る形で語っています。それは傍らにいたガールフレンドも同じだったようで、ジョシュアさんによるとガールフレンドも「パニックになり始めた」と語っていたといいます。
過去には約31万円の賞金を獲得している
ほどなくして、目の前に広がる光景が事実なのだと理解すると、今度は底知れぬ不安と喜びが入り混じった心境になったというジョシュアさん。
すると「スロットマシンの機械音がいきなり大きくなったような錯覚に襲われた」そうで、本当の意味で事態を正確に把握するためには、そこからさらに15分程度必要だったそうです。
ホールでの手続きを済ませ家に帰ってからも同様で、ジョシュアさんはその夜ベットの中で「本当に自分がやったことなのだろうか」と自問自答しながら朝を迎えたそうです。
気まぐれでカジノを訪れプレイすることがあるというジョシュアさんは、この巨大なジャックポットを獲得する4ヶ月前にも、同じ「プレイタイム・カジノ・ケロウナ」で2300ドル(約31万円)の賞金を獲得していたそうです。
今回の幸運を引き寄せるキッカケとなった父親に対しては、新車のトラックをプレゼントすることに決めたといいます。
建設業に従事し日頃はなかなか仕事を休むこともないというジョシュアさん。すでに1週間ほど休暇をもらうことが上司から許可され、リフレッシュのためのバケーションに突入する予定となっているそうです。
※写真は「プレイタイム・カジノ・ケロウナ」公式HPより