フィリピンのマニラにある「ソレア・リゾート&カジノ」を運営する「ブルームベリーリゾート」は、フィリピン本島ルソン島・マニラ首都圏の南西約66キロに位置するカビテ州パニマンに新しいIR施設を開発する計画があることを発表しました。
総額1億4400万ドルの費用がかかる
これは、「ブルームベリーリゾート」がフィリピン証券取引所に提出した書類で明らかとなったものです。
同社はカビテ州テルナテ・パニマン地区のおよそ279万7768平米の土地を、地権者グループから購入することを報告。この土地は、新たに設立・登記される子会社「ソレアエンターテインメントプロパティホールディングス」名義での取得となりますが、今回の用地買収に際しては、1平米あたり2700ペソ(およそ51ドル)平均で総額1億4400万ドルの費用がかかるといいます。
今後の見通しについては、「ソレアエンターテインメントプロパティホールディングス」が土地を購入し、そこに「ブルームベリー」がIR施設を開発するという考えのようです。
前出の証券取引所への書類では、「ワールドクラスのカジノに加え、ホテルやゴルフコースはもとより、各種商業施設や住宅、その他複合施設など」を建設する計画であるそうです。
新施設は「ソレア・ノース」の次
なお、「ブルームベリーリゾート」は、マニラで「ソレア・リゾート&カジノ」を運営しているほか、ケソン市のベルティスで新施設「ソレア・ノース」の建設を進めています。 この「ソレア・ノース」は、カジノだけでなく複数の飲食施設や会議施設などギャンブル以外の用途に活用できる多種多様な設備を盛り込んだ案になっているようです。今後、グループの中核となる施設として期待が寄せられています。
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フィリピンで2023年内に「ソレアノースカジノ」のオープンを計画
フィリピンのケソン市に計画・建設中の新施設『ソレアノースカジノ』について、2023年内のオープンが実現可能になったとされ話題となっています。
こちらは2023年のオープンを目指していますが、今回明らかとなったカビテ州パニマンの新施設は早くても「ソレア・ノース」が商業サービスを開始してからになる見通しとなっているそうです。
※写真は「ブルームベリー・リゾート」公式サイトより