アメリカ・ペンシルベニア州のカジノ「マウント・エアリー」がライセンスを更新へ

2023年でオープン15周年となる人気カジノ

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この記事の概要

アメリカ・ペンシルベニア州にあるカジノ施設「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」で、無事にカジノライセンスが更新されます。詳細をお伝えします。

アメリカ・ペンシルベニア州のゲーミング管理委員会は、2023年2月22日にポコノ山脈にあるカジノ施設「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」のカジノライセンスを更新すると発表しました。

「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」のカジノフロアはカテゴリー2

これは、同委員会が発表したもので、現地のカジノメディアなどが取り上げています。

それによると、更新期限が迫り延長の申請が出されていた「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」のカジノライセンスについて、独自調査の内容を踏まえ委員会内で決議を行ったところ満場一致で可決

かねてよりペンシルベニア州ゲーミング管理委員会では、同リゾートのカジノライセンスが適切に使用されていたかを慎重に精査していたそうです。結果として、5年間の運営許可を認めるに相応しいと判断されたということです。

今回の決議を前に、2022年8月には同リゾートが属する自治体の「パラダイス・タウンシップ」で公聴会が開催されています。同リゾートに関する各種提言や評価などを受け付けるもので、地元民や有識者、地域団体などからヒアリングし、意見書・要望書という形で文書の受け付けも行っていました。

さらに、決議を目前に控えた2023年2月21日には、ハリスバーグで公聴会を開催。同リゾートの代表者に対して、質疑応答時間を設けることでより多くの意見を吸収することができたといいます。これらの取り組みにより、委員会側に寄せられた様々な声は、今回の決議で大いに参考になったそうです。

2023年で15周年を迎える「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」のカジノフロアは、カテゴリー2のカジノに該当しているそうです。1700台のスロットマシンとテーブルゲーム80基に加え、独自展開のスポーツブックを提供するなど充実した設備は地元で人気。リゾート全体を成人の利用に限定するなど、極めて健全な運営を心がけていることで定評があるそうです。

ペンシルバニア州のゲーミング収入は、コロナ禍を乗り越えて2023年1月に4億6440万ドル(約636億円)を記録。※1これは2022年1月期と比較して、18%の増加となりライセンス更新が決定した「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」にも、追い風の状況といえそうです。

【参照】※1:FOCUS GAMING NEWS「Pennsylvania regulator renews licence for Mount Airy Casino Resort」

記者の一言メモ

新型コロナウイルスの影響から、着実に復活を成し遂げているアメリカのカジノ業界。「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」のカジノライセンスが更新されたのも、喜ばしいニュースです。

※画像は「マウント・エアリー・カジノ・リゾート」公式HPより