世界的に有名なカジノ施設が数多く営業しているマカオでは、毎月「マカオ政府博彩監察協調局」（DICJ）が発表している「月次カジノ売上」が話題になります。
「労働節の連休」があり約50万人が押し寄せる
今回、最新データが発表され2023年5月のカジノ総収入は、約156億パタカ（約2710億円）となり、前年同月比で約366％の増加を記録しました。※1
【参照】※1:DICJ「マカオ政府博彩監察協調局」
近年では記録的な数字で、新型コロナウイルスの感染拡大が起きた2020年1月以来の高水準となりました。アメリカのカジノはすでに復活をはたしていますが、マカオでもコロナ禍から売上が順調に回復している結果です。
マカオでは、新型コロナウイルスに関するさまざまな規制が解除され、さらに2023年5月初旬に「労働節の連休」があり約50万人と言われる観光客が押し寄せました。中国本土から多くのカジノ客が訪れたことで、各施設で好調な売上を記録したようです。
絶好調だった2023年4月と比べても、約6%増加しています。
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2023年4月のマカオ「月次カジノ売上」は、前年同月比で約449％も増える
マカオにおける、「月次カジノ売上」の最新データが発表されました。前年同月比で449.9％の増加となり、2023年に入ってから好調をキープしています。
2023年は、1月から順調に売上を伸ばしマカオのカジノが完全復活を遂げています。これまでの総計では、約1兆1000億円となり前年同時期からは約170%増加。世界的に新型コロナウイルスの騒動が収まっている中で、マカオのカジノ業界は今後も順調に売上を伸ばしていけそうです。
【2023年のマカオにおけるカジノ売上】
2023年1月＝約1870億円
2023年2月＝約1730億円
2023年3月＝約2090億円
2023年4月＝約2600億円
2023年5月=約2710億円
記者の一言メモ
アメリカのように完全復活とまではいきませんが、マカオのカジノにも活気が戻ってきました。世界的に新型コロナウイルスの影響が薄れる中で、どこまでかつての売上を戻せるのか期待です。
