フランスの北部、ノルマンディー地方にある「フェカン」は、人口2万人ほどの小さな港街です。白い断崖で有名なエトルタのすぐ隣にあり、かつてはタラなどの漁業が主な産業でした。現在ではビーチリゾートとして発展し、周辺のエトルタやルアーブルのように世界各国から観光客が訪れています。
このフェカンは、リキュールの「ベネディクティン」発祥の地としても有名です。約500年前の1510年、この地にあったベネディクト修道院で不老長寿の妙薬として考案されたと伝えられています。ベネディクティンは世界最古のリキュールと言われ、現在ではブランデーをベースにした薬草系リキュールとして、ロックや水割り、カクテルのベースなどとして世界中で親しまれています。
「カジノ・フェカン」の遊び方やルールは?
その「フェカン」でも、カジノを遊ぶことができます。港から海岸線をエトルタの方に向かって進むと、500メートルほどの所にあるのがカジノ施設「カジノ・フェカン」です。
ビーチに面した絶好のロケーションにあり、屋外のオープンテラスから海を一望できます。フランス全土で33のカジノを展開し、ゲーム運営企業として国内第2位の「ジョアグループ」が運営するカジノです。
遊べるゲーム内容は、テープルゲームがブラックジャックとアルティメットポーカー、さらにスロットマシン100台以上、電子ルーレットと電子ブラックジャックを備えています。
年中無休で、営業時間はスロットマシンや電子ゲームが9時30分から、日曜日~木曜日、祝日が翌2時まで。金曜日と土曜日、祝日の前日は翌4時までです。テーブルゲームは20時30分からで、日曜日~木曜日、祝日が翌3時まで。金曜日と土曜日、祝日の前日は翌4時までとなっています。
以前は入場料がありましたが、現在では完全無料となっています。年齢制限は18歳以上。入場の際にはパスポートチェックがあります。厳しいドレスコードはありませんが、相応の服装であることが必要です。水着やビーチサンダルは禁止されています。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
カジノがある施設内には、バーやレストランが完備されています。レストランは未成年者でも利用できるので、家族での来場も可能です。
記者の一言メモ
フランスでは、今回紹介した「カジノ・フェカン」のように、リゾートを楽しみながら遊べるカジノ施設が多くあります。施設にはレストランなどもあり、子どもでも楽しめるので家族旅行にもおすすめです。
【参照】【画像】「カジノ・フェカン」公式HPより