カジノ機器の製造・販売を手がけるジャックポットデジタルは、ミズーリ部族賭博委員会からの正式承認を受け、アメリカのカンザス州パウハッタンにあるカジノ施設「サック&フォックスカジノ」にオートディーラー卓「Jackpot Blitz(R) ETGs」を2台設置する予定だと発表しました。
ディーラーを必要とせずにテーブルゲームをプレイできる製品
これは、ジャックポットデジタルがプレスリリースで発表したものです。
今回、「サック&フォックスカジノ」に導入されることが決まった「Jackpot Blitz(R) ETGs」は、ディーラーを必要とせずにテーブルゲームをプレイできる製品となります。
導入によってカジノ側は人件費を大幅に削減できるほか、すべてのプレイ内容を正確にデータ化して蓄積しより良いサービスを提供できるようになることが期待されるといいます。
今回の設置について、ジャックポットデジタルの社長兼CEOをつとめるジェイク・カルパキアン氏は、「順調にいけば『Jackpot Blitz(R) ETGs』は今後数週間のうちに設置が完了し、サービスを開始できる見通しです。近年、世界中のカジノでは、ディーラーや従業員が慢性的に人材不足ということもあり、そうした経緯から彼らの人件費は高騰しています。そうした状況にあって、我が社の『Jackpot Blitz(R) ETGs』は大変魅力的な製品であるといえるでしょう」と、カジノの経営上では大きなメリットがあることを力説しています。
レベニューシェアスタイルで設置
なお、ジャックポットデジタルによると、今回の「サック&フォックスカジノ」への設置は、レベニューシェアスタイルで設置することになるそうです。それにより、「サック&フォックスカジノ」は導入コストを低く抑えられます。
逆にジャックポットデジタルは、毎月決まった比率で収益を得られる見通しであることを明かしています。
アメリカを中心に、新しいカジノも建設される中で人材不足を補う意味でもカジノに関する最新機種が次々と開発されています。
日本でも大阪と長崎でカジノを含む統合型リゾートの開発が順調に進めば、こういった最新機種を導入した最先端の施設ができることでしょう。
※画像は「ジャックポットデジタル」公式HPより