カジノを含むIR開発・運営大手のシーザーズエンターテインメントは、コロラド州にあるカジノ施設「シーザーズアイルカジノホテル」をリニューアルし、「ホースシュー・ブラックホーク」として再オープンさせました。
「ホースシュー」ブランドの施設として生まれ変わる
同施設は、「コロラドカジノリゾート」の「アイルカジノホテルブラックホーク」という名称で1998年後半にオープンし運営されていましたが、2020年にシーザーズエンターテインメントが買収。その後2022年3月、同社の持つ「ホースシュー」ブランドへの改称とリニューアルを発表していました。 今回、新たに「ホースシュー」ブランドの施設として生まれ変わることで、シーザーズエンターテインメントはブランドに合わせた外観の改装のみならず、ホテル部分の客室を全面リニューアル。
A new dawn for the gambler is on the horizon. Arriving in Black Hawk this Friday, July 29. #HelloHorseshoe #welcometoblackhawk #horseshoebh pic.twitter.com/vs0B7IWA3H
— Isle Casino Hotel Black Hawk (@IsleCasinoBH) July 26, 2022
加えて、世界有数のポーカー大会「ワールドシリーズ・オブ・ポーカー」の開催に対応したポーカールームを含むカジノエリアの充実化にも着手し、地域屈指の豪華施設として再出発することになりました。
周辺カジノとの相乗効果に期待
なお、シーザーズエンターテインメントが同施設のリニューアルオープンに踏み切った背景には、近隣のカジノが様々な取り組みを積極的に行い人気となっていることが関係しています。
競争力を高めたいという狙いや、これら周辺カジノとの相乗効果でより客単価の高いハイローラーを多く集客したいという思惑があると見られています。
コロラド州においては、2020年11月にテーブルゲームにおけるベット額の上限を100ドルとする制限が撤廃されています。
バカラをはじめとする新ゲームをカジノに追加する際の規制も緩和されたことから、州全体としてもハイローラーを集める方向へと転換しつつあるようです。
※画像は「ホースシュー・ブラックホーク」公式Twitterより