2022年8月12日にオープン1周年を迎えたペンシルベニア州ヨーク郡のミニカジノ「ハリウッド・カジノ・ヨーク」。コロナ禍の逆風を物ともせず、1年間で7700万ドル以上(約102億円)のギャンブル収益を上げるなど好調な業績を記録しています。
2021年8月12日に正式オープン
もともと「ハリウッド・カジノ・ヨーク」は、2017年に州知事が承認したギャンブル拡張法案に基づき開設を許可されその後に建設がスタート。
まず、運営会社である「ペン・エンターテインメント」は州に対し、5010万ドル(約66億円)という多額のライセンス料を支払った上で、すでに閉鎖されていたヨークガレリア内のシアーズデパートを買い取りカジノへと改装しました。
コロナ禍による影響で様々な障壁があったものの、それらを1つずつ克服する形で2021年8月12日に正式オープンすることになりました。
すると、州初のミニカジノということもあってかオープン当初からかなりの賑わいを見せ、その後も人気を持続しています。地元では人気のエンターテインメントスポットとして定着しているほどの存在へと成長しているそうです。
70台のスロットを追加する考え
こうした好調な業績を反映する形で、ペン・エンターテインメントは、「ハリウッド・カジノ・ヨーク」に追加のスロットマシンを設置するために、ペンシルバニア州の賭博監視委員会に対して承認を求めていると言われています。
すでに、同カジノにはおよそ500台のスロットマシンが設置されていますが、そこにさらに70台のスロットを追加する考えのようです。
なお前出のギャンブル拡張法案では、各ミニカジノに最大で750台のスロットマシンと30台のテーブルゲーム、さらにはスポーツブック設備を設置することが認められています。
ペン・エンターテインメントは、今後も上限に達するまでスロットマシンを順次追加していくことが予想されています。
※画像は「ハリウッド・カジノ・ヨーク」公式HPより