世界各地でカジノ施設や「ハードロックカフェ」を展開中の「ハードロックインターナショナル」は、2022年5月13日にニューヨークでは初となる「ハードロックホテルニューヨーク」を開業しました。
音楽の聖地として知られるマンハッタンのタイムズスクエアにオープンさせ、記念したオープニングイベントを開催しています。
アートとエンターテインメントを織り交ぜた形でのイベント
同ホテルのイベントでは、ハードロックインターナショナルの原点となっているフロリダの先住民族・セミノール族の伝統的な式典に加え、世界最大級のネイティブアメリカン・クリエイティブ・エージェンシーであるレッドラインメディアグループの社長・SRトミー氏によるオープニングイベントも開催。
さらに式典の司会には「サタデー・ナイト・ライブ」で有名なケナン・トンプソンが起用され、会場を大いに盛り上げました。
なお、フロリダのセミノール族の会長をつとめるマーセラス・オセオラ・ジュニア氏と、フロリダのセミノール族の評議会代表メンバーらが参加しています。
同イベントでは、DJとしても活躍中のアレック・モノポリーが、チャリティーオークション用の絵を描いたり、歌手としても活躍中のモデルとなるシャンテル・ジェフリーズとDJコールマンのセッションなど、各界の著名人たちが数多く参加しました。
アートとエンターテインメントを織り交ぜた形でのイベントとなったそうです。 このほかにも、DJキャシディ、バスタ・ライムス、ナズ、ファット・ジョーが一緒にステージにあがり、ナズとバスタ・ライムスの楽曲などヒップホップ界では誰もが知っている人気曲を披露。その衰え知らずのパフォーマンスで、観客を盛り上げるひとコマもあったそうです。
446室の客室がある「ハードロックホテルニューヨーク」
なお、今回オープンした「ハードロックホテルニューヨーク」は、446室の客室があり、天井から床までと続く大きな窓から、ニューヨークの摩天楼を臨めるという景観の良さも大きなセールスポイントです。
オープン前から注目されている宿泊施設となり、部屋の隋所にはハードロックブランドならではの独創的な装飾などが施されているほか、共有スペースではトップクラスのアーティストによるレコーディング風景や、ライブなどを配信する計画もあるそうです。
宿泊目的の利用のほかに、ファッションショーをはじめとする各種催事など、様々な用途で活用されることが期待されています。
カジノだけでなく、こういった文化的な施設も多く運営している「ハードロックインターナショナル」。今後の展開に注目していきます。
※画像は「ハードロックホテルニューヨーク」公式サイトより