イギリスにある「コヴェントリー」は、バーミンガムのすぐ隣にある人口約37万人の街です。コヴェントリーといえば、覗き魔を意味するピーピング・トムの起源となったゴダイヴァ夫人の伝説で世界的に有名。11世紀、この街を治めていたレオフリック伯爵が住民に重い税金を課せようとしたことを撤回させるため、夫人のゴダイヴァが全裸で馬に乗り街を一周したというエピソードがあります。
近年の研究で、この伝説は史実ではないとされていますが、今も民衆を思いやる立派な女性として言い伝えられ街の中心には乗馬したゴダイヴァ夫人の像が建てられています。また、日本でも人気の高いベルギーのチョコレート「ゴディバ」のブランド名は、このゴダイヴァ夫人に由来するものだと言われています。
「ゲンティンカジノ・コヴェントリー」「グローブナーカジノ・コヴェントリー」の遊び方やルールは?
そんな歴史的な街にもカジノはあります。まず、市街中心部にあるスカイドーム複合施設に併設されているのが、カジノ「ゲンティンカジノ・コヴェントリー」です。世界各地でカジノを含む統合型リゾート(IR)を展開している、ゲンティン・グループ系列のカジノ。
遊べるゲーム内容は、ルーレットやブラックジャック、ポーカー系などのテーブルゲームと、スロットマシンや電子ルーレットなどのマシンゲームです。営業時間はマシンゲームが14時から、テーブルゲームが16時からでクローズはともに翌4時までです。
さらに、市街中心部から5キロほど進んだところにあるスタジアム、コヴェントリー・ビルディング・ソサエティ・アリーナに併設されているのが、カジノ「グローブナーカジノ・コヴェントリー」です。イギリス各地でカジノを展開する、グローブナーカジノが運営しています。
こちらも、ブラックジャックなどのテーブルゲームとスロットマシンを備え、営業時間はマシンゲームが24時間、テーブルゲームは12時からのスタートで、クローズは日曜日~木曜日が翌4時、金曜日と土曜日が翌5時です。
スタジアムにはほかにも、ショッピングセンターやフィットネスジム、ホテル、レストラン、コンベンションホールなどが併設されています。
いずれのカジノも年齢制限は18歳以上で、入場時にパスポートチェックがあります。ドレスコードは厳しくありませんが、スマートカジュアルが好ましいでしょう。もちろん、正装での入場でも問題ありません。
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記者の一言メモ
日本人の旅行先として人気の高いイギリスには、数多くのカジノ施設があります。エリアによって遊べるゲーム内容も違うので、いろいろな楽しみ方ができます。
【参照】【画像】「グローブナーカジノ・コヴェントリー」公式HPより
イギリス コヴェントリーとは
コヴェントリーは、イギリスのウェスト・ミッドランズ地方に位置する歴史ある都市です。
中世には織物産業で栄え、第二次世界大戦中には激しい爆撃を受けたことで知られています。戦後、復興されたコヴェントリー大聖堂は、その象徴的な存在となっています。
また、工業都市として自動車産業が発展し、文化面では音楽や芸術活動も盛んです。毎年開催されるMotoFestなど、車好きにとっても魅力的なイベントが行われています。