アメリカ・カリフォルニア拠点のカジノ企業、エレベーション・エンターテイメントは、ネバダ州ラスベガス近くのリノに、新たなカジノリゾート施設「ファイア・クリーク・クロッシング・リゾート・カジノ」を建設するための計画書を市に提出したと報じられています。
「リノ・スパークス・コンベンション・センター」に近い好立地
これは、エレベーション・エンターテイメントがプレスリリースなどで発表したものを、地元のメディアが報じたものです。
それによると、今回の計画は、当地にハイエンド向けの各種娯楽や、ギャンブルサービスをもたらすことに加え、「リノ・スパークス・コンベンション・センター」に近い好立地である点などを考慮。
観光客とビジネス客の双方が利用しやすい宿泊施設を新たにオープンさせることを、その主たる目的としているそうです。美しい山々が目を引く周囲の景観を生かし、風光明媚な高級リゾートに仕上げる見通しであるといいます。
また、エレベーション・エンターテイメントによると、同社はかねてより西部の各都市を調査し、その候補地選びを行っていたところ、ギャンブルと娯楽が地域経済にとっての屋台骨となっているリノにまず白羽の矢がたったとしています。
当地の中でも特に興味を持ったのが「リノ・スパークス・コンベンション・センター」の向かいにあり、未使用の状態となっていたという今回の建設予定地だったそうです。
同社はこの土地に、「観光やビジネスなどで、他の土地からやってくる人々だけでなく、地元の人々も足しげく通うような場を作ることで、地域の活性化になれば」（プレスリリース）と考えているそうです。
「ファイア・クリーク・クロッシング・リゾート・カジノ」は大型のカジノ施設に
なお、リノを開発の場に選んだ理由について、エレベーション・エンターテイメントでCEO兼オーナーをつとめるライアン・ストーン氏は、「新たに開発計画を立てようとした際に、その候補地としてリノが浮上し、それを我々が選択したことは、当然でした。なぜならリノは我が国の中で最も急速に、目覚しい発展を遂げている都市の1つであるからです。」とコメントしています。
今回提出された計画によると、この「ファイア・クリーク・クロッシング・リゾート・カジノ」は、201室規模のホテルのほか 1250台のスロットマシンに、ポーカーを含む40種類以上のテーブルゲーム、さらにはスポーツブック施設も備えた6万2500平方フィートのカジノなどが盛り込まれているそうです。
※画像は「エレベーション・エンターテイメント」公式HPより
