フランスの南部、地中海沿岸にあるコート・ダジュールといえばニースやカンヌが有名です。そのほかいくつものビーチリゾートや観光スポット、保養地などがあり人気を集めています。カンヌから北東に12キロほど進んだ所にある小さな街、「カーニュ・シュル・メール」もそのひとつです。
南仏の小さな街でしたが、印象派の画家で有名なルノワールが晩年を過ごしたことで有名な観光地に。60代後半になっていたルノワールが、カーニュ・シュル・メールに移り住んだのは1903年のことでした。最初は既存の建物の一画を間借りしていたようですが、その後、1907年にコレット通り沿いに別荘を購入しこの地で生涯を終えます。ルノワールが住んだ別荘は、現在では有名な「ルノワール美術館」になっています。
「カジノテラズュール・カーニュ・シュル・メール」の遊び方やルールは?
街の中心から1.5キロほど離れた、ショッピングモール「ポリゴン・リヴィエラ」の一画にあるのが、カジノ施設「カジノテラズュール・カーニュ・シュル・メール」です。全面のガラス張りで美しいデザインの外見をもち、ユニークな建物が観光客からも人気。1988年の設立以来、フランスとスイスで 17 のカジノを運営するトランシャン・グループが経営する店舗として営業を続けています。
遊べるゲーム内容は、テーブルゲームがブラックジャック4テーブルとイングリッシュルーレットが3テーブル。マシンゲームは、電子ルーレット38ステーションに電子ブラックジャック14ステーション。さらに170台のスロットマシンを備えています。
年中無休で、営業時間はマシンゲームが10時~翌4時まで。テーブルゲームが20時30分~翌3時までです。年齢制限は18歳以上で、厳格なドレスコードはありませんが、スポーツウエアやビーチウエアは禁止です。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
1階のレストランのほか、収容人数600人のダンスホール、無料駐車場などを完備。使いやすい施設として、観光客だけでなく地元のファンも多く訪れます。
記者の一言メモ
ヨーロッパには、ルノワール美術館のように文化施設を楽しみながらカジノを遊べるエリアが多くあります。特にフランスは、カジノを楽しみたい旅行者にとって最適の街です。
【参照】【画像】「カジノテラズュール・カーニュ・シュル・メール」公式HPより
フランス カーニュ・シュル・メールとは
カーニュ・シュル・メール(Cagnes-sur-Mer)は、フランス南東部、プロヴァンス=アルプ=コートダジュール地域に位置する美しい海辺の町で、ニースからほど近い場所にあります。
この町は、中世の雰囲気を残す「オート・カーニュ」と呼ばれる旧市街や、海岸沿いの近代的なエリア「クロ・ド・カーニュ」で知られています。
旧市街には、14世紀に建てられた「グリマルディ城」があり、現在は現代アートの美術館としても使われています。
町全体が美しい石造りの建物と狭い石畳の道に囲まれ、歴史と風情を感じられるでしょう。