オーストリア北部にある「リンツ」は、ウイーン、グラーツに次ぐ国内第3の都市です。人口は20万人強で、ウイーンからは特急列車を使えば1時間25分で到着します。
リンツは著名な音楽家と関係が深いことで知られています。モーツアルトはこの街にちなんだ交響曲「リンツ」を作曲。また、ブルックナーは1855年から13年間、この街の旧大聖堂でオルガニストを担当しました。1974年には、生誕150年を記念してコンサートホール・ブルックナーハウスが建設され、リンツ・ブルックナー音楽祭が創設されたほどです。
この音楽祭は現在でも続いていて、毎年9月から10月にかけて30以上の演奏会が行われています。
「カジノリンツ」の遊び方やルールは?
そんな芸術の街と言える「リンツ」でも、カジノ施設が営業しています。中央駅を出て北に1キロ歩くと、ライナー通りの端にあるのが「カジノリンツ」です。
シラーパークのすぐ隣、4つ星ホテルとして人気の高い「オーストリアトレンドホテルシラーパーク」に併設されています。クルマなら中央駅から3分ほどで到着します。
遊べるゲームの内容は、ブラック・ジャックやテキサスホールデムポーカーなどのカード系、ルーレット、シック・ポーなどのテーブルゲームと、100台以上のスロットマシンです。電子ルーレットも楽しめます。
営業時間は、スロットマシンと電子ルーレットが10時から、ブラック・ジャックは14時から、ルーレットが15時から、ポーカー系は16時からでクローズはともに翌3時です。
年齢制限は18歳以上で、パスポートチェックがあるので忘れないように。ドレスコードは緩やかで、スマートカジュアルで問題ありません。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
ヨーロッパでも人気のカジノ施設となり、「オーストリアトレンドホテルシラーパーク」には3軒のおしゃれなレストランとバーが営業しています。
市内の中心部にあるハウプト広場や、丘の上にある古城を改造したリンツ城博物館、中庭が美しい州庁舎が周辺の観光スポットとして有名です。
さらに、歴史的な建造物だけでなく、最先端のテクノロジーを紹介した「アルス・エレクトロニカ・センター」など、観光スポットがいろいろあります。
観光に便利なのが、フリーパス「リンツカード」です。1枚18ユーロ(約2500円)で、路面電車など公共交通機関が乗り降り自由となります。博物館や美術館などの割引サービスもついているので、リンツの観光におすすめのチケットです。
※画像は「カジノリンツ」公式HPより
オーストリア リンツとは
リンツは、オーストリア北部に位置するオーバーエスターライヒ州の州都で、ドナウ川沿いに広がる工業と文化の都市です。
リンツは歴史的に製鉄業や産業の中心地として発展しましたが、近年ではアートとテクノロジーの融合に力を入れており、文化都市としても評価されています。
観光スポットとしては、ドナウ川を見渡せる美しい「ペストリングベルクの丘」や、リンツ大聖堂が挙げられます。