フランス東部、ベルギーとの国境近くにある「リール」は、日本ではまだ馴染みが薄いようですし、観光ガイドなどにもそれほど詳しく紹介されていません。
しかし、北フランスでは最大の産業都市であり、1994年に国営高速鉄道TGVの整備や英仏海峡トンネルの完成とともに、発着駅として注目度が急上昇。さらに2004年には欧州文化首都に選ばれるなど、ヨーロッパの中でも注目が集まっている都市のひとつになっています。
「カジノバリエール・リール」の遊び方やルールは?
リールフランドル駅を出て、東に300メートルほど進むと、全面ガラス張りの近代的なビルが見えてきます。フランス国内でホテルやカジノを展開するバリエールグループが運営する5つ星ホテル「ホテル・バリエール・リール」です。
外壁に「ホテルカジノバリエール」と大きく示されているように、このホテル内に併設されているカジノ施設が「カジノバリエール・リール」。
のべ床面積1200平米のフロアには、ルーレットやブラックジャック、テキサスホールデムその他の多種多様なテーブルゲームと、310台のスロットマシンを備えています。さらに、30台のビデオポーカーや46台の電子ルーレットも設置されています。
年中無休で、営業時間は10時から翌4時まで。テーブルゲームは20時からのスタートです。
年齢制限は18歳以上で、パスポートチェックがあるため携帯は不可欠です。厳格なドレスコードはありませんので、常識的な服装であれば入場可能です。スマートカジュアルが無難でしょう。
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リールの観光情報としては、現在はガイドブックよりもインターネットのサイトのほうが詳しいようです。注目のスポットとしては、街を一望できる市庁舎の時計塔や、豊富なコレクションが鑑賞できる宮廷美術館、味わいのある外見と中庭で開催される蚤の市が有名な旧証券取引所など、とても見どころの多い街です。
リールはフランス国内だけでなく、今後は文化や産業でヨーロッパの一大拠点と目されているので、これからさらなる発展が期待されます。
※画像は「カジノバリエール・リール」公式HPより
フランス リールとは
リールは、フランス北部に位置する歴史ある都市で、ベルギーとの国境に近い場所にあります。
かつてはフランドル地方の一部であり、その影響を受けた建築や文化が特徴的です。リールの旧市街は、石畳の道やカラフルなファサードの建物が並ぶ美しいエリアで、観光客からの人気もあります。
市内にはリール美術館(パレ・デ・ボザール)をはじめとする多くの美術館があり、芸術と文化の中心地としても知られています。
また、活気ある学生都市でもあり、リール大学を中心に多くの若者が集まり、エネルギッシュな雰囲気が漂っています。