「マッジョーレ湖」はスイスとイタリアの国境に細長く伸びる湖で、その北側の入り江にある街が「ロカルノ」です。人口が約1万5000人の小さな街ですが、ロカルノ国際映画祭やサッカークラブFC・ロカルノの本拠地などで有名。歴史ある建造物が残っていて映画祭にも使用されるグランデ広場や、素晴らしい眺めの展望台カルダーダやチメッタ、博物館にもなっている旧跡ヴィスコンティ城など、見どころも多い街です。
「カジノ・ロカルノ」の遊び方やルールは?
映画祭が開催される8月には、各地から訪れる観光客でとても賑わいます。そんな街でもカジノを楽しむことができます。フェリーターミナルから100メートルほど、ルスカ庭園のすぐ隣りにあるのが、カジノ施設「カジノ・ロカルノ」です。
市街中心部からは徒歩10分、カルダーダやチメッタに登るケーブルカーの駅なら徒歩数分で着きます。スイス国内で事業展開している、エース・スイス・グループ傘下のカジノです。
遊べるゲーム内容は、アメリカンルーレットやブラックジャック、テキサスホールデムポーカーなどテーブルゲームと、マシンゲームがスロットマシン144台、電子ルーレット2ステーションです。
また、施設内にはレストランやバー、ラウンジなどが併設されていて、とくにレストランはとても好評です。屋内に40席、オープンテラスには60席が用意され、イタリア風の郷土料理である「ティチーノ」のほか、地元の食材を使った豊富なメニューが評判です。
入場は無料で営業は年中無休。スロットマシンは11時から、テーブルゲームは19時からのスタート。クローズは、日曜日~木曜日が翌3時まで、金曜日と土曜日は翌4時までです。
年齢制限は18歳以上で、入場時にはパスポートチェックがあります。厳しいドレスコードはないので、気軽な服装でも利用できます。
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カジノで遊ぶ際に気になる「ドレスコード」のルール
カジノにおけるドレスコードについて、簡単に説明します。
国際映画祭で賑わう毎年8月が観光のピーク。年間を通じて温暖な気候なので、冬でも多くの人が訪れます。混雑を避けてのんびりするなら冬場に訪れるのもいいかもしれません。
記者の一言メモ
現在のカジノ施設には、有名レストランなど飲食店が併設している場合が多くあります。カジノを楽しみながら、その土地のおいしい郷土料理を食べられるのは魅力的です。
【参照】【画像】「カジノ・ロカルノ」公式HPより
スイス ロカルノとは
ロカルノは、スイス南部ティチーノ州に位置する美しい湖畔のリゾート地で、マッジョーレ湖の北端にあります。
ロカルノで特に有名なのは、「ロカルノ国際映画祭」で、毎年8月に開催され、世界中の映画監督や映画ファンが集まります。また、街には中世の歴史的建造物が多く、例えば、山の上にある「マドンナ・デル・サッソ教会」は、ロカルノを一望できる絶景スポットとして有名です。